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家計管理の3つのポイント

思うように貯蓄ができない、気づいたらお金を使いすぎている。
これは永遠のテーマかも知れません。

ただ、本気でそれらの目的を達成(悩みの解消)したいのであれば、たった3つのポイントを押さえるだけで、理想の家計管理ができます。

❶やめる

家計簿に我が家の家計を合わせてませんか?たとえば、こんな家計管理をしていませんか?

合ってないので、面倒くさい。
  • 給料日が15日なのに1日~31日で集計

  • あとから出てきたレシート等(支出)を追記できない

  • 毎月同じ金額の支出を書きこむ

  • わが家の費目と会わないものばかり設定されたもの

  • 説明を読まないと、書き方がわからない

  • 繰越金や残高など細かく管理するタイプのもの

自分(我が家)の家計に合った管理をすることが基本です。家計簿に合わせるから面倒になるだけのことです。

無駄は積極的に減らす

きっちり管理することも大切ですが、自分の生活習慣を把握するには、ざっくりとした費目だけ揃えることも大切です。たとえば

  • 食費(スーパー・外食)

  • 基本生活費(電気・ガス・水道・家賃・保険)

  • 通信費(携帯・自宅ネット環境)

  • 投資費(理美容・衣服費・習い事)

  • 娯楽費(旅行・車関連)

  • 堕落費(コンビニ・自販機)

  • その他

このくらいで十分ではないでしょうか。あまりに、どこかの費用に集中するようなら、細分化したら良いだけのことです。そして、必ず「その他」の項目を設けておくことも大切です。「その他」が増えるようなら、項目が不適切だと言えるでしょうし、何らかの理由で管理をサボっているとも言えます。

❷取り入れる

多くの方が、スマートフォンにアプリをインストールして、管理しているかと思います。アナログであっても、デジタルであっても前記「やめる」ことは同じです。

とにかく、ラクすることがイチバン!

自分の生活スタイル(通常の支出項目)に合ったものに柔軟に変更できるアプリであることが大切です。さらに、

  • レシートを撮影すると、自動的に入力完了する

  • いつでも月次の集計ができる

  • カード決済やキャッシュレス決済にも対応している

など、入力の手間を省けるアプリが多いので、できるだけラクできるようなものを選択しましょう。

ときどき、修正

現金で支払ってもレシートが無かったり、払ったことを忘れてしまっても、気にしないことが大切です。思い出したときに記入すれば十分で、正確な金額を思い出せなくても、概算で入力すれば十分です。

がんばらないこと、概算で十分。

❸続ける

いつでも良いですが、週に1回か、ひと月に1回くらいは、

  • 財布の中

  • カードやキャッシュレスの利用状況

  • アプリの集計結果

を確認しましょう。つまり習慣づけです。多い・少ないの判断は不要です。きちんと管理できているかを確認できれば十分です。気持ちに余裕が出てきたら「ん?今月は〇〇費が多いな」くらい確認できていれば、及第点です。

楽しみながら「確認」を

がんばりすぎず、ゆるく長く続けることがコツです。家庭で付ける家計簿は少々間違いやぬけがあっても大丈夫です。とにかく楽しく続けられるよう、工夫していきましょう。

目的をもつ

何のためにつけている家計簿なのでしょうか。目的の無い家計簿は、意味が無くなり、そのうち止めてしまうことになりかねません。家計簿をつける意味・目的を明確にして、その目的を達成するための道具として、家計簿を使いましょう。

できれば、管理する場所(アプリや手帳)は1か所である必要がありますが、キャッシュの置き場は複数が理想です。

A銀行;生活費(現金出し入れ)
B銀行;通信費・大きな買い物(カードやキャッシュレス決済)
C信託銀行;投資費(通常は入金のみ)

このように「どこで」「どのような支出」を管理するかを決めておくと、ますます楽になります。余計な手数料を節約できたり、多くのポイントを貯めることにも期待できます。

【参考】家計管理の不要なひと

家計簿やアプリが無くても良い場合=家計管理が不要なひとがいます。

家計管理が不要なひと
  1. 管理ができるひと
    もともと、あるいは知恵を得て管理ができる場合です。

  2. 管理する必要のないくらい収入があるひと
    別に管理せずとも、資金に困らない場合です。

  3. 目的がないひと
    どうありたいか、どうしたいか、目的が無い場合です。

「1」の状態になれるよう、ちょっとだけ、お金の管理方法について考えてみませんか?

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