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CFP合格

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CFP®になるためには、何をどのように学習すべきか。 特に重要なポイントがどこなのか、解説しています。
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#CFPライフプラン

改正で、年金がますます複雑化する理由

これまた、CRP🄬必須!改正年金法(4月1日施行)です。  2022年4月に施行される年金制度改正法は、働き方の多様化にあわせて年金制度を改正するものです。一部、掛金(拠出額)の負担が増える一方で、大切な従業員を雇用できる期間が長くなります。また、従業員はこれまでよりも長く働くことによって、収入のほかにも受給できる年金額が増額できるという選択肢もできました。  継ぎ接ぎだらけの年金制度がさらに複雑になり、安心した暮らしを実現するには、早くから正確で役に立つ情報を得ることが

CFP®試験(ライフプラン)に合格したいあなたへ

▼改定記事はこちら ・CFP®試験(ライフプラン)に必ず合格したいあなたへ(2022年改訂版) ・2022年6月 試験直前対策 人生の3大資金、社会保険(年金・健康保険・介護保険)、労働保険(労災保険・雇用保険)、各種ローンに関する知識や、FP相談業務に関することなど、出題範囲が広いのが特徴です。どの項目もライフプランを考えるとき、とても役に立つ内容ばかりです。知っているのと知らないのとでは、格段に資金繰りに差が生じます。 そのため、試験では出題範囲が広く、年が変わるたび

CFP®になるには➊6つの係数

6つの係数について 一部の係数については、相談業務でも活用することが多いですが、どちらかと言うと「試験対策のための知識」との意味合いが強いです。 6つの係数の必要性 複利運用をする際に、係数表を使うことで、簡単に求めたい金額を知ることができます。「年利○%で○年間複利運用する」場合に、元手となる金額や、将来受け取ることのできる金額を求めることができます。  2級、3級やAFPでは、「なんとなく」で得点できるとしても、CFP®ではそうはいきません。なぜなら、各種係数を5~6回

CFP®になるには❷高額療養費

日本国民全員が加入している公的医療保険。代表的なものとは、主に自営業者が加入する国民健康保険と、サラリーマン等が加入する健康保険の2つがあります。さらに健康保険も加入者の職種によって複数の保険に分かれます。 健康保険・国民健康保険とは?公的医療保険は全ての人に加入義務のある保険ですが、職種や年齢によって加入する保険が異なります。「健康保険」や「国民健康保険」などのほか「船員保険」「共済組合」なども公的医療保険に含まれます。 健康保険は会社に勤める従業員や事業者が加入します