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日本の社会保障制度について⑤

テーマ:社会保障

かなり期間が空きましたが、日本の社会保障制度についてシリーズ第5弾です。

今回は『先進医療』についてです。

前回の記事はこちら。

現在、医療保険の加入率は93.6%となっています。
※公益財団法人生命保険文化センター令和3年度「生命保険に関する全国実態調査」より(https://www.jili.or.jp/research/report/zenkokujittai.html

テレビCMでは医療保険のCMを目にする機会が多いと思います。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い世間では医療保険に加入する方が増えたと言われています。

皆さんの心配が顕在化しているため訴求しやすいのだと思います。​

個人的には、日本の社会保障制度はしっかりしている方だと思っています。
健康保証を窓口に提示をすれば自己負担は3割で受診をすることができます。

自己負担が3割なので、普段、皆さんが風邪をひいて、病院を受診したとしてもそこまで高額にはなりません。

それでは、治療費は高額だった場合にはどうなるのでしょうか?
以前の記事に書来ましたが、『高額療養費制度』のおかげで自己負担を抑えることができます。

『高額療養費制度』についてはこちら

前回の記事に書いた『先進医療』は公的医療保険制度が適用とはならないため、技術料が全額自己負担となります。

最新の先進医療については、厚生労働省のHPをご確認ください。
現在は81種類が先進医療とされています。(令和4年1月17日現在)

医療保険に加入している方は、『先進医療特約』を付けている方が多いのではないでしょうか。

実は『先進医療特約』に該当するには条件を満たさなければいけません。
①厚生労働省のHPに記載されている先進医療である。
②厚生労働省のHPに記載されている医療機関である。

この2点を満たす必要があります。
以前、先輩のお客さまが先進医療を実施したのですが、厚生労働省のHPに記載されている医療機関ではなかったため、『先進医療特約』が付いているにも関わらず、お役に立てないというケースがありました。

先進医療を受ける際には、必ず担当者にご連絡をして、しっかりと確認しましょう。
技術料が自己負担のため、内容によってはとても高額になります。

■先進医療技術料の例

陽子線治療
技術料    2,714,943円
平均入院日数        19.1日
年間実施件数     1,196件
※令和2年度実績報告より

とても高額ではないでしょうか?

『先進医療特約』に加入していれば、安心して治療を受けることができます。
しかも、どこの保険会社も月々100円〜200円で付けれる会社がほとんどです。
私が保険業界に転職した時にはほとんどの会社が1000万円を上限としておりましたが、最近は2000万円を上限とする会社がほとんどです。

いざという時にために医療保険に加入しているのであれば、先進医療に備えていても良いのではなでしょうか。

今回の記事はこれで終わりです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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