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【質問】FP面談にオフィスは必要ですか?

あったほうがいいけどなくてもいいよ


じゃーじゃーん!また呼ばれて出てまいりました。保険を売らないFPナナコでございます。
noteでの発信は、公式ブログに書くにはちょっとためらっちゃうみたいな話をつらつらと書き連ねております。
お役立ち?テーマ?SEO?CTA?なんじゃそりゃの精神で、下書きもせず殴り書きスタンスです。チョイ(チョイ?)長SNSのつもりでいるのである日突然消す可能性もあり、すべての文章の頭と最後に「私は」「思う」が見えないけれどついています。すべて私のお気持ち表明です。そういうのわからない人めんどうなのでどっか行ってちょうだい。

アナタ7年前にメルマガ始めてましたよ!とSNSがお知らせしてくださいましてね。私のFPの仕事もそんなに経ったのか・・・と遠い目になりました。いや~我ながらよく生き残ってるわ。
生き残ってるだけでちっともすごくはなってないですが、それでも当初悩んでたことには一定の答えが出せるぐらいにはなったのでは?と思えてきました。

そんなわで、かつての私に答えるように、これからFPとして始めたい人の質問にでもお答えしながら役に立てたらいいと思っておる次第です。
ということで、いただいた質問に答えていきます(前置きが長い)(いつも)

オフィスはあったほうがいいに決まってる

あ、そうそう。この話はもちろん、いわゆる独立系FPの話で、どこの誰にも何も指図されないオンリーロンリーな人の話をしています。会社やら組織に所属している場合はそれらのコンプライアンスに従って下さいよ。まあでもガバガバな人おるよね。今隣に座ってるzoomでコンサルしてるっぽいお兄さん、相手の情報も私から丸見えですけど。ス*タ*バなう。

ゴホゴホそれはさておき。
FP相談の話のテーマはファイナンシャルプランニングすなわちお金の計画。個人のお金と大変にセンシティブなもの。そんな話をどこでするべきか?

よもや同じ空間に他人がいるところでなんてありえない!プライバシーが守られて、静かにリラックスできる場所でするべきだ!
と、思うならオフィスがあったほうがいいに決まっているじゃないですか。なにを迷っている?自分がそう思っているならオフィスを借りなさい。あるいはレンタルオフィスを予約して、面談時にはその環境を確保するべき。
『自分がされて嫌なことを相手にしてはいけません』ナナコママからのアドバイスです。この話はこれでしまいです。

いや、でもこれはほんと。自分がとてもいやだと思っていることを相手に強いるのはとてもいやなものです。その気持ちの落ち着かなさは、必ずどこかで相手に伝わります。そのコストを払うだけの覚悟をもって、納得のいく環境をそろえてください。それが間違いなく自分のためです。

仮想オフィスそれがオンライン

とはいえ、実際にオフィスを借りるのはかなりコストがかかります。コンスタントな売り上げのめどが立っていないなら、大きな固定費を確保するのは経営上は悪手。オフィスを構えただけでお客様が並んでくれるなんてことはないからね。
それでも第三者がいる場所での面談は受け入れられないなら、時代の強い味方「オンライン」です。自分は自宅から、相手も自宅から。それぞれが他人のいないところからアクセスすればそれでプライバシーは成り立ちます。マッサージやヘアカットじゃそうはいきませんが、FPの仕事はオンラインで完結可能。
ZOOMなど多少のコストはかかりますが、オフィスを借りるより圧倒的に安く済みます(くれぐれも無料プランでやろうとしないこと)
地方民はリアルにこだわると、別の苦労が多くなると思います。苦手でぇ~とか言ってないで学びなさいな。

オフィスはムリ、オンラインはイヤ、ならカフェ等で面談したらいいですね。

「カフェ」or「オンライン」

さて、私はどうしているかの話を少ししておきます。
いいですか、これはあくまで私の話で、そうすべきという話なんてしてませんよ。ミスリードと脊髄反射はFPとしては致命傷なので気を付けて。

私は「対面を希望する場合は、こちらが指定する駅近のカフェ」もしくは「オンライン」の二択です。(今は98%オンライン)

対面のカフェは、チェーン店など隣の近すぎる店ではなく、(ソファー席のような)多少セパレート感があり、大声でしゃべらない限り、聞き耳を立てないと隣の話はよく聞こえない場所をチョイスしています。面談はカフェであることはもちろん申込前にわかるように明記してあります。
(※いうまでもなくカフェ等のルールは守りましょう)

なお、オンラインの場合は、基本的に自宅の安定した環境からアクセス。ほかの仕事の都合でやむを得ず外からつなげないといけないときは、出先で貸会議室を借りてそこからのアクセスをしています。外のカフェからつなぐことはしません。私の都合ですから。

ほとんどいませんが、プライバシーを気になさるお客様にはオンラインでの面談を勧めていますし、それでも個別で、というときはレンタルオフィス代をお客様にご負担いただいて面談したこともあります。

相手に合わせるか自分に合わせてもらうか

自分がオフィスで面談をしたくて、お金がたくさんあるのなら、電車でも車でもアクセスが良く広くて静かでファビュラスな(?)オフィスを借りたらいい。信頼感も出るでしょうし、プライバシーが気になるお客様も、気にならないお客様も安心です。

ただし現実問題、オフィス家賃は相当な負担です。
スタートアップにそこまでは荷が重いのだったら、カフェ等での面談だと決めておけばよいと思います。間をとって貸しオフィスはもっと便利かも(私の地域にはそんな都合の良いところがなくて断念しただけなので)

どうであれ、自分がこうするという方針を決めましょう。そして「それでよい」というお客様の役に立つと決めるのです。
『固定のオフィスもないような野良FPには相談したくねえ』というお客様には相談してもらわなくて結構です。それでいいじゃないですか。

自分がそんなに重要でもないと思うところに莫大なお金をかけるより、カフェやオンラインで気軽に相談したいというお客様の役に立つための努力をしましょうよ。そっちのほうがずっと建設的。
できる範囲でお客様が相談しやすい環境を作るのは大事ですが、面談場所に限らず駆け出しの時期に相手に合わせすぎると疲弊します。続きません。続かなければ終わってしまいます。本末転倒。

どこで勝負するか

何よりのポイントは「この人に相談したい」と思われているかどうかです。それはもう申込前に決まっています。
ちょっと遠いけど、できたら対面が良かったけど、、、、でもこの人に相談したい。そう思ってもらえば、相手が合わせてくれます。
相談に乗らせてください、話を聞いてくださいの「お願い営業」では、相手にあわせないといけないことが増えますが、「相談させて下さい」になっていれば、細かいことを心配しなくてよくなります。申込前にきちんとこちらの条件を明記してさえすれば、それを受け入れた人だけが申し込んでくるわけですから。

どこに努力をするかは人それぞれ。相手に合わせる努力ももちろん素敵。ただ私の場合は「土日ムリ」「平日夜ムリ」「都内まで行くのムリ」「オフィス構えるのムリ」「レンタルオフィス無い」という状態だったので、それでもこの人に相談したい、と思われる部分を強化しました。条件ではなくFPとしての内容で勝負に出たってことね。

自分だったらどこで頑張ることにしますか?答えはそれだけ。

住所表示はどうするの?

自宅には一切お客様を招くようなことをしない場合、お客様は基本的に自分の住所を知る必要ありません。まあ「どの地域」ぐらいはどこかに書いてあるほうが安心感が生まれるような気がしますけどね。
ただし、WEB集客してオンラインで申し込みをしているような場合「特定商取引法に基づく表示」として、住所等を表示する必要が出てきます(法律は自分で調べてね)
まあ、普通に考えたら行く予定もないFPの自宅なんて興味がない人がほとんどでしょうから、気にならなければ自宅を書けばいいと思いますが、このご時世ちょっとね・・・(女性はなおさらね)
そんな時は住所表示として使える「バーチャルオフィス」を契約するとか、申し込みがあった際にはメールにきちんと記載して送る(そのように申込前にわかるように表示しておく)などの対策をするのが良いかと思います。

先に書いておけばそれでいい

FPで仕事になるイメージがつかないぐらいの地点にいるなら、まずはコンパクトに始めたらいい。企業じゃあるまいし、オフィスがないだけで「ええええええ????????」ってなるお客様なんてそうはおらんよ。
オフィスがないせいでお客様が来ないと思ってるとしたら、多分間違いなく勘違い。そっちじゃない。
ただし、どうやって相談をするかはお客様にとっては重要なので、オンラインなのかカフェなのか、貸しオフィスなのか、、、、は、ちゃんと書いておく。申込前に気になることはつぶしておく。そっちが大事。

繰り返しになりますが、なんでもお客様に合わせていたら疲弊します。
そこは勝負をするところじゃない。
だから、自分が譲れない一線は引いておく。あとは微調整しながら、状況に合わせて決めていく。オフィスに限らずそうしましょ。

お願いしないと相談に来てくれない人じゃなくて、「あなたに相談したい」と思ってくれる人に選ばれる努力をするほうが、きっと長続きすると思いますよ。

にしても、こういうちょっとしたこともなかなか相談しにくいのが、オンリーロンリーな独立系FPよね。
大したことは言えませんが、私が通ってきた道でお役に立てることがありましたら、経験談のシェアにしかなりませんがお伝えしていきたいと思ってます。

色々細かいこと聞きたいのよ~!ってときは、こんな裏メニューも存在しているのでどうぞ▼

なお、ビジネスコンサルではありませんのであしからず。

よくあるご質問はまたちょろちょろ書いていく気持ちで入るので(気持ち)、あんまり期待せずフォローでもしておいてください。

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