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FP1級実技面接から1年経ちました

この時期になると、きんざいFP1級実技試験の面接結果まち期間ということもあって、クリエイターの皆さんの振り返りや経験談、解説などの記事をよく見かけます。

まんぷく、1年前の2023年2月にFP1級実技の面接試験を受けました。
あらためて当時を振り返ると、PartⅠ・PartⅡの面接2回のうち、1回目は比較的和やかに終わったものの、2回目は企業の採用試験よりも厳しい圧迫面接だったのではという印象でした。

北国在住のため、結構なお値段の受検手数料に加え、最寄りの試験会場である東京までの交通費や宿泊費を投資して臨んだにもかかわらず、面接本番は全く手ごたえがない感触で放心状態に。
どんよりした気持ちが3月の結果発表まで続いたことは、この先も忘れることはないと思います。

これから受検される方の参考になるか分かりませんが、当時の行動を振り返ってみます。
ちなみに会場はAP東京八重洲でした。

面接試験の前日まで

2022年10月下旬、きんざいFP1級学科試験をぎりぎりの点数でしたが合格できたので、この勢いでと2023年2月の面接試験の受検を決めました。

11月までは、面接対策を兼ねて第2回CFP試験の不動産と相続・事業承継に取り組みました。
その後の取り組みは、note先輩方の体験記事と過去問から、自分なりのパターン別回答案を考え、書いて、聴いてを繰り返しです。

きんざいからは、11月中旬あたりに実技試験の受検申請書が届きます。
この申請書には、学科試験時に記載した希望受検地での試験日がすでに記載されていました。
会場と午前・午後のどちらなのかは、1月下旬に受検票が手元に届くまで分かりません。

まんぷくは心配症なので、試験当日の不測の事態に備え、すぐに羽田から近いJR蒲田駅と京急蒲田駅のどちらでも移動できる中間あたりで前泊ホテルを確保しました。

面接試験の当日

試験当日、午後の部でしたが、相当余裕をもって八重洲会場に到着。
会場の案内板を確認後、少し離れた京橋駅付近のスタバで最後のおさらいとをランチを済ませ、エレベーターが混雑ないうちに受付フロアへ。

受付して待機室で受検者全体のガイダンスを受けた後、各グループごとに分かれて順次スタッフの誘導のもと面接控室へ移動。
まんぷくのグループは10名だったので、PartⅠ:5名、PartⅡ:5名に分かれ、受検票の番号からの予測が当たりPartⅡ先行、2番目での面接でした。

控室の待機中、飲み物は可、お手洗いは1名交代でしか許されていません。
スタッフは、室内1名と控室から面接室への案内1名が常駐しています。

順番が近づきスタッフから2分ほど前に呼出予告、呼び出されたら出入口ヨコの設例課題を読む席へ筆記用具と電卓を持って移動。スタッフの合図で設例課題の読み開始です。
設例用紙はA3版の色紙なので、蛍光マーカーを使う方は何色か準備したほうが良いかもです。

読み開始後は、まず暗記事項を呪文のように心のなかで唱えながら設例用紙に素早く書込み。
設例を読んで問題点と解決策の洗出し、ストーリーの組立ては、あらかじめ練習していたにもかかわらず慌ててしまいました。

15分経過、ピピピッのアラームで面接室へ移動。
筆記用具と電卓、設例用紙を持って移動するため両手が塞がっていて、面接室への入室がスマートにできなかったことが思い出されます。

入室後は名乗って着席後、早速試験開始。
受検者側にも机があるので設例用紙は卓上に置いて見ながら応答できます。
面接官は2名ですが、質問者は1名だけで、もう1名は書記に徹しています。
12分経過でピピピッのアラームがなると、PartⅠ・PartⅡとも定番の締めの質問で終了です。

ひと通り面接が終わると、午後の部だけだと思いますが、控室に拘束されることなく随時退場。
手応えは全くなかったけど、自分にお疲れ様、これから面接みんな頑張ってね、という気持ちを胸に会場を後にしました。

面接試験の感想

この試験、配点は示されるも採点の裁量や基準は公表されていないので、何が絶対的な満点の解答なのか語れません。
個人的には、面接官とのコミュニケーションを通じて、この人となら一緒にFPの仕事をしていけるかな、という目線ではと感じました。
ひとつ言えることは、面接官の進めたいストーリーから外れないようにすることでしょうか。
顧客の利益を最優先させなければならない、というのが大原則ですから。

験担ぎの腹ごしらえ「五島軒のカツカレー」

これから受検される皆様のご健闘をお祈りいたします。


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