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死別シングルマザーだった私の「再婚して良かった瞬間ベスト3」

夫と死に別れたときは、息子はまだ赤ちゃんでした。悲しむ暇なく必死に子どもを育てていた私には「再婚する」という考えは全く浮かびませんでした。その後、縁あって今の夫と再婚したのですが、再婚前は「本当に再婚していいのか?」という不安と、亡夫や義実家に対してかなりの遠慮がありました。

今回の記事では、死別シングルだった私が実際に子連れ再婚してみて、良かったと思った瞬間をご紹介します。あくまでも私の例ですが、再婚に一歩踏み出したい死別シングルの方の参考になると嬉しいです。

1 親として成長できた

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再婚前まで母子の繋がりが強く、ある意味、息子とは一心同体、私が彼のレールをしっかり敷く気持ちで一生懸命子育てをしていました。でもそれは、私のひとりよがりだったところもありました。

夫(息子にとっては継父)と再婚したものの、夫と息子の仲が上手くいきませんでした。息子に心理的負担をかけてしまったのは事実で、そこから何とか息子を守りたいと必死に情報を集め、専門家からの教えを受け、親としての自分を変えてきました。

そこでわかったことは、私はあのままシングルで子育てしていたら、もしかしたら毒親になっていたかも・・・ということでした。かなり遠回りしましたが、親としては大きく成長できたと思っています。

2 仕事の選択肢が広がった

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これは経済的なことが大きかったですね。再婚前までは正社員で働いておりましたが、いわゆる中間管理職&マミートラックでストレスを抱え、毎日持ち帰り仕事で、睡眠時間は3,4時間だったと思います。

再婚して、亡くなった夫の享年になったときに、本当にこのまま定年までこの会社にいていいのかと自問自答するようになりました。ちょうど夫と息子の関係に悩んでいたこともあり、思い切って退職しました。

その後、ママ起業、アルバイト、派遣、フリーランスと色々な働き方をし、途中、「家族」についての学びなおしで大学院にも通いました。現在は、今流行りの“リモートワーク&複数の仕事”をしています。

このように思い切ってキャリアチェンジができたのは、今の夫のサポート(経済的・精神的)があってこそです。仕事の面では、夫は私の一番の理解者です。

3 老後が楽しみになった

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再婚前は「未亡人」でした。未亡人って、「まだ亡くなっていない人」と書きますよね。亡き夫のお墓にも私の名前が刻まれていました。つまり、残された子どもを育て上げたあとは、亡き夫のお墓に入るまで一人で時間を過ごす・・・そんな風に思っていました。

シングルの間は子育てと仕事に必死でした。子どもはかわいいですが、自分の人生の先に希望は見いだせていませんでした。このまま一生ひとりで生きていかねばならない、私だけは亡き夫のことを忘れず、偲びながら人生を終えなければならない。そう言い聞かせていましたが、未亡人として自分の一生を終えることが悲しくて仕方がありませんでした。

今の夫と再婚して、私の人生観はがらっと変わりました。まだまだ継父子間はバトルがありますが、日々子どもは成長していますし、家族のかたちも変化していきます。未来に希望がもてるのです。

子どもが自立したあとの、夫との人生が今から楽しみで仕方ありません。そのために、健康なカラダと心を保っていきたいと、日常にも張りが出るのです。


以上、私が子連れ再婚をして良かったなあと思うことは他にもたくさんありますが、今回はベスト3を挙げてみました。このような感じで、経験者だからこそのリアルな子連れ再婚について、今後も記事を書いていきますので、よかったらフォローしてくださいね。

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