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シングルマザーの再婚ー再婚相手の呼び方はどう決めるのがいい?

再婚を意識してお付き合いしているうちは、彼のことを「名前」さんやニックネームで呼びますよね。そして、恐らく子どもたちも「名前」さん・くんや「お兄さん」「おじさん」呼びだと思います。そして、いざ再婚が決まったら、ちょっと悩みます。彼のことをどう読んだらいいのかな?と。今回は子連れ再婚で意外と大事なこと、再婚相手の呼び方のお話です。

子どもの希望と彼の希望を聞く

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私は再婚したとき、子どもが幼かったこともあり、夫の呼び方について子どもの意見も、夫の意見も聞きませんでした。それまで彼のことを「おじさん」と呼んでいたのを、同居とともに「お父さん」と呼びなさいと強制しました。

今から考えると、息子がいくら幼くても、いきなり「お父さん」と呼べ!はよくなかったと反省しています。お子さんが小学生以上であれば、できるだけお子さんが何と呼びたいか聞いて、それを尊重してあげるのがいいと思います。

同時に、再婚相手にも希望を聞いてください。子どもの希望と彼の希望が異なることが多いと思いますが、そのときは、まずは子どもの希望を聞いてあげられるように母親が彼にお願いすることも必要です。

最初は「友達のように呼ぶ」がベター

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ステップファミリー研究で先行している海外では、継親と継子は最初は友達のような関係からスタートするのが良いという結果が出ています。再婚したばかり、同居して間もないときは、子どもに「お父さん」「パパ」と呼ぶように無理強いするよりも、交際中に読んでいた「名前」さん・くんやニックネームをしばらく続けてもいいでしょう。

また、別居父との面会交流があり、別居父を「お父さん」と呼んでいる場合は、継父を「お父さん」と呼ぶことに抵抗があるお子さんが多いです。「お父さん」は一人と思っているお子さんの気持ちもあります。「お父さん」でなく、「おとー」「おとっちゃん」など「お父さん」を文字った呼び名ならOKというお子さんもいます。

子どもは外の顔をもつ

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継父が「お父さん」と呼んでほしくても、家の中で決してそう呼ばないお子さんも、外の人や友達には「お父さんが~」「父が~」と呼んでいることは珍しくありません。子どもなりに、継父のことを保護者だと思っているのです。でも、家の中ではなかなかその気持ちを表現することは難しい。

外で、「お父さん」と呼ぶ子どもは頑張っています。家の中で、親が希望する呼び方ができていなくても大目に見てあげましょう。

呼び方は年月とともに変わる

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子どもの成長にあわせて、親の呼び方は変わってきます。再婚当初、継親のことを「名前」くんやニックネームでしか呼べなかった子どもたちが、1年くらいして、「お父さん」と呼びはじめることがあります。

ステップファミリーとして、それぞれの関係が強まってくると、何も言わなくても子どもの方で判断して呼び方を変えるのです。実親はやきもりしたり、継親はイライラしたりするかもしれませんが、時間をかけて呼び方を変えていくことが、結果的に希望の呼び方になる近道だと思います。


今回は再婚相手の呼び方について書いてきました。結論としては、再婚していきなり〇〇のように呼びなさいと親が強制するのは一番まずいパターンです。子どもの気持ちをくんで、子どもが呼びたい呼び方を再婚夫婦が受け入れてあげることが大切です(自省を込めて)。


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