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シンママが彼との赤ちゃんを望んだ時に読んでほしいこと

再婚して新しいパートナーとの子どもを望むことは自然なことでしょう。上のお子さんが一人っ子だった場合、兄妹をつくってあげたいとも思うでしょう。私も再婚当時そう思っていました。今回の記事では、子連れ再婚後に赤ちゃんが生まれるということについて、改めて考えてみたいと思います。

「セメントベビー」の誕生後の心づもり

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再婚後、新しいカップルの間に生まれた子どもを「セメントベビー」と呼ぶことがあります。赤ちゃんの誕生することにより、ステップファミリーメンバーをつなぐ、絆を強くするという意味でセメントという名付けられています。いわゆる「子は鎹(かすがい)」のステップファミリー版でしょうか。

確かにセメントベビーの誕生は、ステップファミリーに幸せをもたらします。でも再婚するシングルマザーさんには、ちょっとだけ気を付けて欲しいことがあります。

まずは、この赤ちゃんに、兄弟(自分の連れ子や相手の連れ子、相手の別居の子ども)との関係や存在を、いつかは言わないといけないということです。悩むというほどではないですが、夫と意見が異なったり、お子さんがお友達(のママ)から聞いてしまったりということもありますので、親からきちんと説明しよう!という心づもりをしておいてください。

上の子に細心の気配りを

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一番気を付けてほしいのは、上のお子さんのことです。再婚後できるだけ早くお子さんを望むカップルは多いです。もともと夫が望んでいることも多いですし、妻側も年齢を考えて早く産みたいと思うのかもしれません。

でも、子連れ再婚して1,2年後、ちょうど新婚気分が切れてきたあたりで、継父と子どもの関係がうまくいかなくなったり、そのことによってカップル間でギクシャクしてくることがあります。

そのタイミングでの妊娠・出産となると、上のお子さんのケアをしたくても、どうしても赤ちゃんのお世話に時間が取られてしまいます。再婚でなくても下の子が生まれて赤ちゃん返りしてしまう上のお子さんがいます。どうか、上のお子さんが家族内で孤立しないよう十分すぎるくらいに配慮してあげてください。祖父母の協力を仰ぐのもいいと思います。

彼の変化に寛容になって

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再婚相手の彼が初婚の場合、彼にとっては初めての子どもです(彼の両親の初孫ということもあります)。セメントベビーは初めて抱く自分に似た子どもです。

もちろん自分と血縁のある子どもが生まれても微塵も変わらず、妻の連れ子にも優しくいいパパである彼かもしれません。ずっと兄弟分け隔てなく接してくれる彼かもしれません。

でも、そんな彼でも、やはり自分に似た子どもの方がかわいいと思ってしまうことがあるのです。そんな風に思ってしまう自分を悩んでいる夫もいるのです。彼を否定せず、「そうだよね。それが普通だと思うよ」とその変化を受け入れてあげてください。


再婚して子どもをもつかどうかはそのカップル次第。ステップファミリーにとって、セメントベビーの存在は確かに家族の関わりを強くするものでしょう。おめでたいことですが、誕生により、再婚後に築いてきた家族の関係が大きく変化することも事実です。特に上のお子さんのケアが大切だということを、ぜひ覚えておいてください。



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