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実家に住んだら児童扶養手当はもらえない?

児童扶養手当(母子手当)は、自分ががんばって働くと減額されてしまうという、厳しい所得制限があります。

それに加えて、「自分の所得が基準をクリアしていても同居の親族の所得が高いと支給額が0円になる」という別の所得制限もあるので要注意です。

同居の親族と言うのは『自分の父母、祖父母、兄弟姉妹等のこと』で、そのうちの一番所得の高い方の所得が制限額を超えると、母子手当は0円になります。

自分の所得制限については、全額支給→一部支給と緩やかに減額されるのですが、同居親族の所得制限の場合はいきなり支給停止になってしまうのがポイント!

扶養親族の数によって所得制限額は変わりますし、控除(収入から差引してくれる金額)の条件がいくつかあり、各ご家庭ごとに計算する必要がありますが、正社員で働いている方がいらっしゃると所得制限にかかる可能性が高くなりますので、お住まいの自治体に確認してみて下さい!

自治体によっては「生計が別という事を証明する書類を出せば可」というところもあるようですが、「例外なし」という自治体が多いのが実情で。。

家賃がかからない、子どもを見守る大人が増えるなどメリットの多い実家暮らしですが、こういうデメリットもあるのですね。

これから離婚後のライフプランを考える上での参考になればうれしいです。



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