チキチキ百均防災ボトル選手権

はい。意図は説明する必要無いかと存じますのでサクッと行きます。

レギュレーション
・ボトルは携行しやすい500mlサイズ
・グッズはその百均で揃えられるもので
・定価100円の商品のみ
・ボトル一つでまとまるものだけ

以上。今回はセリア、キャンドゥ、ダイソーの3店を回って、そこの商品だけで防災ボトルを作ってみようという試み。
どこで作っても良いけど、それぞれの店は微妙にコンセプトが違うから、あるものないもので差が出るはず、と思いまして。
皆さんも日頃からの防災の取り組みとしてぜひ作ってみてはいかがですかね。ではどうぞ。


一番手はセリア 。
ボトル→530取手付き

中身

セリア。写真に電池入れるの忘れちゃった。


・マスク個包装
・笛付きライト
・アルミシート
・圧縮タオル
・トイレセット1回分
・アルコール消毒綿
・ばんそうこう
・電池

取手のついたちょっと口の広めのボトルがあるのがグッド。トイレセットが一回分なのもボトルに入れるには良い。ここにしか無かったもので言うと笛付きライト。電池別売りだけど、災害の時にはあれこれ持っていけないから、マルチツールになっているのはとても良い。で、笛があるので反射バンド的なものはいらないと判断。
課題としてはセリアには基本的に食べ物が無いので、非常食の準備が出来ない。1店舗で完結出来れば良いんだけれど。あとアルミシートがデカい。他の百均はコンパクトサイズのものを置いているのでボトルに向いてるんだけれども、パッケージの時点でまあまあ嵩張るので、これは防災袋作りに向いてるね。

次はキャンドゥ 。
ボトル→500通常

中身

キャンドゥ。品切れが多かったのはタイミングが悪かった。



・マスク個包装
・レインポンチョ
・アルミシート(小サイズ)
・笛
・携帯レジ袋
・紙石鹸
・ばんそうこう
・アルコール消毒綿

お邪魔したお店は市内に数少ない大型店だったが、品出しが間に合っておらず足りないものが多かった印象。その中から必要そうなものをなるたけピックアップ。
ここはトラベル用品が非常に少なく、代わりにファンシーな雑貨が多い。圧縮タオルが無いのはマイナスかな。レインポンチョとアルミシートはコンパクトなものがあり良い。
食品も少なからず置いてあるのだが、僕が行ったタイミングでは棚がスカスカで、お目当てのようかんどころか非常食的に使える半年以上のものはほとんど無かった。飴ちゃんでも良いんだけど、摂取できるカロリーが少な過ぎる。ロカボとかは論外だし、ならばマルチビタミン系のサプリを入れるか迷ったけど、ひとまずスルー。代わりになんでも入れられそう(なんなら水とか)な携帯レジ袋をチョイス。
ここの最大の問題は光源が無いこと。正確に言うとボトルに入るサイズの光源が無い。入荷待ちの札でそれっぽいのが見えたけど、サイズ感が分からない。

最後はダイソー。
ボトル→500通常

中身

流石王道を往くダイソー。品揃えに隙がない。


・ようかん
・反射バンド
・備蓄用ライト
・マスク
・紙石鹸
・ばんそうこう
・アルコールウェットティッシュ(これは買ったけど入らなかった笑)
・レインコート
・圧縮タオル
・アルミブランケット

先に結論を言うと、防災ボトル作るならダイソーがベスト。非常用備蓄ライト(いわゆるサイリウム)が置いてあるし、圧縮タオルにレインコート、アルミブランケット、そして塩ようかん、全く抜かりがない。
そもそも災害対策コーナーが他店舗より圧倒的に大きく、アルミ簡易テントまである。流石と言わざるを得ない。
1部門の品揃えが多く、選択肢がだいたい複数取れるのは大きい。ポンチョじゃ無くてレインコートはここにしか無かった。弱点は強いて言うならトイレセットが無いくらい。でも店によっては多分置いてあると思う。


と言うわけで第一回チキチキ百均防災ボトル選手権、映えある第一位は見事ダイソーさんに決定です。よかったね。
今回僕は3つも防災ボトル作ったわけだけど、こんなもんなんぼあったって良いわけですよ。全ての部屋にひとつ置いたっていい。いつどこで災害に巻き込まれるかわからないんだからね。たかが1000円ちょっとで生き延びる確率が上げられるなら安いもんでしょ。

全体を通して思ったのは、案外コアの品揃え自体はどこも変わらんな、ってとこ。アルミシート、レインポンチョとかね。
あと衛生用品は割と嵩張るってこと。繊維のものがおおいからなかなかコンパクトにならない。特にウェットティッシュは基本的に入らないので、アルコール消毒綿にならざるを得ない。ここはボトルにこだわっているからでもあるんだけども。別にボトルで無くても良いので、防災ポーチとか、防災カバンとかなら嵩張るものもガンガン入れちゃおう。

それと、各百均チェーン店さんにはぜひとも防災ボトル向けの商品拡充をお願いしたいところ。コンパクトであればあるほど、皆が手に取りやすい。袋に仰々しく詰め込まれた物も必要ではあるけど、まずはみんなが何かしらの備えをするということが第一歩なわけだからね。
繰り返しになりますけど、皆さんも是非ともオリジナルの防災ボトル作ってみて下さい。
いざって時に自分の身を守るのは過去の自分ですよ。ではでは。

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