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チャートを見よう!ローソク足の解説

  1. ローソク足とは

  2. 上昇傾向のローソク足

  3. 下降傾向のローソク足


1.ローソク足とは

チャートにもいろいろな種類がありますが
一番メジャーで使用されているのが「ローソク足」と呼ばれているものです
5分や15分、30分など一定時間の変更はユーザーが出来ます
自分のライフスタイルにあった時間を選択すると良いでしょう
簡単に変更可能なので試してみましょう

例として
スキャルピングなら5分足や15分足 ※1
デイトレードなら30分足、1時間足
スイングトレードなら日足などの長期で見ると良いでしょう ※2
※1 数秒や数分で取引をする手法
※2 1~2週間以降の長期で取引する手法

ローソクの基礎

始値より終値が高くなったのを「陽線
終値が始値を下回ったのを「陰線」といいます
陽線が上昇していて、陰線が下降している状態です
真ん中の太い所をと呼び、上下の細い所をそれぞれ上ヒゲ下ヒゲといいます

柱が長いとそれだけ大幅に値動きした事になり、逆に短いと値動きがあまりしていない状況になります
ちなみに上下のヒゲが無いローソク足はかなり大幅に変動した時に見られます
後で出てきますが、十字線と言う柱がヒゲ並みに短いローソク足があります
これは上下に激しく動くと出るので値動きに注意が必要です

今回は陽線を赤、陰線を青にしてますが、お使いになる証券会社によって
色が逆だったり違う色だったりしますので使用するチャートの色をご自身で確認してください



2.上昇傾向のローソク足

左から3本以上続けて長い陰線が続くと反発して上昇になる事が多いです
ただし、高値付近でこれが出るともっと下降する事が有るので注意しましょう



寄付きから下落していて更に大きく下落した状態(緑⇩のローソク足)
下ヒゲ(緑の⇦)が長い程反発しやすい傾向にあります


長い陰線が出た後に上下に揉み合って横ばいが続いた状態から
長い陽線が出ると上昇傾向へ



いきなり大きく下落して緑○の様なマド開きした後に
長い陽線が出た状態
反発して上昇傾向になる



上昇相場で終値がつき、次の始値の陽線の後に前のローソク足より
はるか上で短い陰線が出た状態
上昇傾向になる可能性が高い



カブセとは?
陽線の終値より陰線の始値が高く、その陰線の終値が前の陽線のローソク足の範囲内で終わるもの

このカブセを上に抜けた陽線が出ると上昇になりやすい



上昇相場で長めの陽線の途中で十字線が出た状態
その後さらに陽線が続けば上昇していきやすい



ローソク足間に空間(マド)が開いた状態
上昇相場でマドが開いた後に反落してマドを塞ぐ様な陰線が出たら更に上昇する可能性が高い

ローソク足の動きから見る上昇ラインの形

下落から微増し再度下落する。その後上昇、下落からネックラインを越える上がり方をしたら買いの兆し


Wの形のチャートになった状態
2番目の底値から上昇しネックラインを越えたら更に上昇しやすい


緩やかなお皿の様な形状のチャート
高値から揉み合って下げ幅が縮まり、上昇へ転じていく
明確な買いのポジションは判断しにくいが、大き目の陽線が出たら上昇傾向にある


急激に下落した後、元に戻って上昇していく状態
底値の判断は難しいが上向いたら大幅に上昇しやすい


3.下降傾向のローソク足

上昇相場が続いた後に陰線が連続で続いていく
最初の陰線の始値が前のローソクの高値より下回っていると下落していきやすい


上昇相場で頭打ちした状態
カブセが出たローソク足
買いが続かず反落していきやすい


緑⇩の大きい陽線より次の陰線が十字線となった場合下落していきやすい


高値まで上昇していっている状態で緑⇦の上ヒゲの無い陰線が出ると下落の可能性が大きい


下落相場の途中で十字線が現れると一段と下落方向へ
売りの好機。


上昇相場が続いて高値更新をした時
緑⇦の様な前のローソクより下がった状態になると下落の兆し


上昇相場で上放れした状態
緑⇨の陰線の終値が前の陽線の終値より上にいると大きく下落する可能性がある


上昇相場で上放れた十字線が出た状態
緑⇦の様な下放れした陰線が出ると大きく下落しやすい


ローソク足の動きから見る下落ラインの形

チャートが3つの山を形成
中心の山が高いのが特徴
この山の下落したネックラインより下がると更に反落していく


上昇が長く続いた時に出やすい
高値に行き届かず反落していきやすい
2つの山の間にある谷になっているネックラインより下がると売りの兆し


売りの勢いが勝っていき、揉み合って下落していく
大きい陰線が出たら大きく下がっていきやすい


一気に大きく上昇していき、高値の頭打ち辺りで今度は一気に下落していくパターン
上昇、下降の動きが速いのが特徴


以上になります
長い記事になりましたが、かなり有益な情報と思います
トレードする方はぜひ参考にしてください


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