【Shadowverse】第18弾カードパック『Storm Over Rivayle/レヴィールの旋風』事前評価【ヴァンパイア編】

2020年9月14日 21:29

　こちらの記事は、Shadowverse第18弾カードパック『Storm Over Rivayle/レヴィールの旋風』の個人的な事前評価になります。実装前の評価ですので、あくまで参考程度にお考え下さい。

　こちらの記事はヴァンパイアカードの評価になります。他のクラスのカードの評価は、上の記事からご確認下さい。

　享楽の支配人・ボルテオ

評価：★★★★★★★☆☆☆(7)

　ヴァンパイアの新規レジェンドフォロワー。ハイランダー構築にすることで、敵全体5点と強力なリーダー付与効果を得られる。

　7コストと重めではあるものの、敵全体5点でだいたいの盤面は返すことができる。さらにリーダー付与効果でターンエンド時に+1/+3守護を付与する魔導装甲車を出してからデッキからランダムなフォロワーを直接召喚する。それを2回なので、+1/+3された守護が必ず2面並ぶことになる。

　ファンファーレが発動しないため、単純なサイズや常在効果持ちやラストワード持ちが直接召喚先として候補。特に《節制》・ルーゼンは強烈で、ダメージカットができる超大型の選択不可守護となる。他には単純に超大型サイズで常在効果持ちのルインウェブスパイダーも強烈だろう。
　とはいえハイランダー構築が必須なため、狙ったカードを直接召喚するのは難しい。スペルの比率を上げフォロワーを絞ることで質を高めることはできるが、それにも限界がある。何が召喚されても十分強力ではあるが、安定性に欠けるため、最前線で活躍するデッキとまでは行かなさそうだ。

　傷無き双翼・ピュラ

評価：★★★★★★★☆☆☆(7)

　ヴァンパイアの新規レジェンドフォロワー。
　3コスト2/3の1ドロー。さらに15枚ドロー後なら自動進化。
　進化後の上昇は+1/+1と控えめですが、疾走を持つようになります。

　まさにバアルヴァンパイアで採用してください、と言わんばかりの一枚。バアルの融合素材にもなり、ドローもでき、終盤は自動進化による疾走打点にもなる。レジェンド特有の派手さはないものの、使い勝手の良いカードですね。

　もちろんバアルヴァンパイアでなくても採用できるカードで、ミッドレンジ～コントロールタイプのヴァンパイアでも終盤になれば自動進化できるため、打点としてカウントしながら進化回数を稼いで堕落の決意に繋げたり、といった動きもできそうです。

　ショーダウンデーモン

評価：★★★★★★★★☆☆(8)

　ヴァンパイアの新規フォロワー。
　手札を2枚捨てて2ドローの予約。進化時には機動二輪車か魔導装甲車を場に出します。

　タイムラグがあるもののドローの予約が強力。
　バアルヴァンパイアであれば手札で詰まっている不要な手札を捨てることで、バアルのドロー枚数を増やすことができ、アグロヴァンパイアであれば手札がない状態で撃つことで、ドローの恩恵だけ受けることができます。
　そうでなくとも不要な手札を入れ替えることができ、次のターンドローするため渇望トリガーにもなる一枚。
　進化時の乗り物系アミュレットはどちらかといえばおまけで、セットで投げるフォロワーを強化できて嬉しいくらいで、あまり期待するような効果ではなさそうです。

　捨てれるカードがあるなら捨てなければいけないため、手札に有用なカードが揃っている場合は投げにくいものの、ドロー手段としては嬉しい一枚。
　手札消費の激しいアグロヴァンパイアや、不要な手札を処理できるバアルヴァンパイアでは重宝しそうな一枚になりそうです。

　魔剣の騎士・ハザン

評価：★★★★★★★☆☆☆(7)

　ヴァンパイアの新規フォロワー。
　2回攻撃できる常在効果と、狂乱状態ならEPを消費せず進化できる効果。そして進化後は+0/+4と攻撃力が上がらない代わりに体力が大幅に上昇、2回攻撃はそのままに必殺とドレインが付与されます。

　進化後の能力が強力で、2面除去しながらドレインによる回復ができる。狂乱状態であれば無料進化できるため、狂乱ヴァンパイアでの採用が真っ先に思い浮かびますが、無料進化にこだわらなければ他のデッキでも採用できるでしょう。
　攻撃力は据え置きなためドレインの回復量は控えめですが、今回追加された乗り物系アミュレットのバフと組み合わせることで、大幅な回復も見込めそうです。

　進化後は必殺＆ドレイン＆2回攻撃持ちと無視しづらい能力で、相手としても付き合わなければならず、見た目よりも厄介な一枚。
　欠点としては、このカード自身は自傷カウントを進められず、進化前は必殺もないため圧力がないこと、バフを絡めないと強力とまでいかないこと、4コストなので現在主流のバアルヴァンパイアには採用できないこと等がありますが、それでも汎用的な活躍に期待できそうな一枚です。