見出し画像

講演

子ども若者育成支援県民大会 
 
孔子の里ジュニアガイドさんの素晴らしい紹介や、多久ミュージカルカンパニーの皆さんの歌声に癒されたり。
 
講演 「子どもの成長は親の元気」
 鷹鳥屋神社宮司 矢野大和(やのたいわ)氏 元自治体職員・大分観光大使・落語を活かしての講演を全国で展開
 
お父様が、亡くなる前に最後に言っておくことがあると
「父ちゃんの年になったら、すまない、禿げるぞ」
頑張れば解決できることと、頑張っても解決できないことがある、自分でどうしようもないことをつつくのは卑怯なことだ。髪の毛がなくなっても生きろ。と。
(落語家のテクニックで会場はお話の都度、爆笑しておりました。)
人前で話すとき動き回るのは、人間は動くものを目で追うようにできているので、眠らせないため。
話した相手にもう一度会いたいとおもってもらえるように。
聞き方。相手に元気をあげるように。
まず頷く(傾聴)。否定しないで一度受け入れてから。
否定すると話が広がらない。
元気な人も、繰り返し否定意見を集団から受け続けると病気になる。
東京のODをするなどの子どもたち。寂しい、コミュニケーションの不足、家庭にいたくない。
声掛けが必要。
挨拶しない子供も、頑張れば8割は挨拶するようになる。
はじめてのおつかいと言う番組。
まわりが見守って助けてあげる。
声をかける。犯罪防止に。
子どもをみんなで守る、わが子も人の子も守る。日本独特。
昔は賞味期限はなかった、自分の鼻でかぎ分けていた。
戦時中・戦後を生き抜いた人は強い。
ある程度雑菌やウイルスにさらされていたほうが免疫が強くなる話。
このじいちゃんは元気だけど、地面に落ちたものを相当食べてきたんだな。
お役に立っていますよ、と言われると人は元気になる。
人は人から元気をもらう。
あんたじゃないとできない仕事がある、と生ごみを捨てるように言われる夫。
青少年育成、家庭から、夫が妻にありがとうと言うところから。
否定から入らない。
家で、地域でありがとうとどれだけ言えるか。
個性とは基礎基本ができてから。
身も守る、生き抜くコツ。
災害なら走って逃げられる体力やサバイバルスキルが必要。
人の社会で生きていくには、知識が必要。
話を聞いて内容を理解する力や、話を聞く我慢をする力が必要。
戦前の人は我慢する力が強かった。
スタジアムが散らかってるとゴミを拾い、ロッカーを清掃して、来た時よりも美しくという言葉がある日本。
江戸時代多くの女性が文字を読めたので驚いたと外国人の手紙に残る。
人、は日本の強み。
電車に並んで乗る、災害でも暴動は起きない、落とした財布が戻ってくる。外国ではありえない。
なぜできるか?
海外は落とす人が悪い。
日本は、落としたひとは、困っていると考える。
相手の痛みがわかる民族。
その場にみんながいたから交番に届ける、のかも。
イタリアの人が様々な状況でわざと財布を落とす実験、50人中50人、財布を持ってきたり、落としましたよと声をかける日本。
おばあちゃんが「おてんとうさまが見ているよ」と言う。
万物の神様が見ている日本。
戦後の配給でも並んでる。
焼け野原の東京を見て日本はもう駄目だろうと言っていた進駐軍。
7歳の子どもにお金の後で食べ物迄施すと、先ほどお金をいただきましたから、要りませんと断る。いいからと進めると受け取るが、その場で食べない。うちに4歳の妹がおなかをすかせているから持って帰りますという。
復興する。
人に尽くして、喜ばれるとうれしい、日本人。
 
※ 爆笑しながら感心して感動するという素晴らしい講演でした。

ラーメンは多久市の永楽さんです。

 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?