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分断されたこの世界でなお、それでもあなたは繋がっている。 在りがとう、有難う、ありがとう。

ご機嫌よう、ふくたろうです。

大変な状況ですね。
僕はパンデミックそのものよりもインフォでミックが恐ろしい。

もちろん物理的距離もそうだけど、社会の中での分断があちこちで、
深い深いレベルで起きている。ただただ悲しい。

それについて考えていたら自然と思い浮かんだことを紡ぎます。

「期待」という化け物が分断を生む

そもそも分断とはどういう状態か、そしてなぜ起きるかについて語ろう。

分断とは
A派かB派か、それぞれが二項対立状態になり、相手の理論を全く受け入れられない状況。こんな状況で買い占めする奴在りえない!とか。外出するバカを処分しろ!とか、肉とかより金をよこせ!政府はクソ!みたいな。

俺か、俺以外か。ローランドか。相手はなぜこうするのか?という相手なりのロジックに目を向けず、あいつらはおかしい!もっとこうしろ!という
「正義マン」になっている状態。

分断はなぜ起こるのか

それは「期待」だ。
勝手に期待し、その期待値に満たなかったから怒ったり、
裏切られた気分になったり、悲しんだりする。
どうして相手は〇〇してくれないのか。
あいつは馬鹿かと罵ったり。不満を垂れる。

他者に期待をするな。 
前提として、他者はコントロールできないのだ。

君は自分の車のハンドルを握っているので在り、運転中に、同時に他の車のハンドルを握っていられるかい?
世の中思い通りにならないことがたくさんあるけど、人に関しても然り。

できることは状況に対して、自分の行動から変えていくのみ。
自分がハンドル切って、進むしかないんだ。

 
制度が気に入らないなら、制度内で最大限自分の望みをかなえる方に動くか
制度外からできることを探すか、主張し、制度を変えよう。

現状に不満があるなら、立ち上がろう。
自ら働きかけ、変化を起こす側に廻ろう。
批判に対する共感のリツイートで終わらず、アクションを起こそう。

今だからこそひしひしと感じる「当たり前なんてない。」

インフォでミックによる買い占め騒動が記憶に新しいですね。
トイレットペーパーが不足して僕も慌てふためきました。当たり前にあると思っていた日常はいとも簡単に崩れ去る。

逆に、とても絶妙なバランスで世の中が成り立っている事を啓示してくれたと思います。

思うに、何事も紐解けば、本当に奇跡のような存在なんだ。
今これをみているあなたが持っている、日々当たり前に手元にあるスマホ。
最初に手にとった日の、ウォーーなんだこの便利なものは!という感動を思い出して欲しい。人の慣れにより当たり前は作られ、「期待」という水準も普段の自分から勝手に作られる。

スマホの例に戻ると、
研究者たちが本当に日夜研究を重ね、どうすればプラスチックでも電気を通すことができるか?に解を見つけ、さらにこれを大量に生産し、価格を誰もが手に届くレベルで実現可能にするために計算に計算を重ねた人がいて、その材料を計算してくれた人がいて......と無限の人々の努力と英知の結晶。

ところがどっこい、今や「新しいiPhone...?いやもうそんな機能の進化とかないっしょ。高いし。う~ん次のはちょっと期待はずれかな。俺は買わんわ。」状態。
裏を返せば、本当に多くの人がスマホを、そして日本ならiPhoneを持つことが当たり前になった奇跡的な世界線特有の「期待」なんですね。

数百年前に、全世界で一瞬で同時多発コミュニケーションができる世界を夢見ていた人がいただろうか?否。想像すらできなかったはずだ。

これを奇跡と呼ばずしてなんと呼ぼうか?

ビッグウェーブ

あなたという存在も奇跡。
有難う、在り難う、ありがとう。

あなたの存在やいままで出会った人、出来事も、どこかで寸分の違いでもあったら、違った物だったろう。「奇なる跡(あと)」と書いているぐらいだから、過去にパパママ、そのパパママ、そのさらにパパママ......と無限にルーツ=跡は枝分かれするし、一つでも同じものはない=奇ということ。

あの日あの時あの場所で君に出会えなかったら
僕らはいつまでも 見知らぬ二人のまま

ドラえもんでものび太が頑張ってパパとママがちゃんと出会うようにあれこ手をうつ、こんな話ありましたね。
一つの出会いが因果となって今がある。僕も、君も、少しのズレで存在していないんだ。

それだけで、ありがとう。有難う。在りがとうなんだ。

パパママ

その奇跡と奇跡の繋がりで、世界はできている。
分断していても、巡り巡って繋がっている。

今、自分という奇跡と周りとの奇跡に思いをはせたら、
感謝の思いが湧いてきたかと思います。

一冊の本、会社の同僚、学校の友達、目の前の一食。
奇跡により生まれ、奇跡のように繋がった。この繋がりを大切に。

人は分かりやすさにどうしても目が行ってしまいます。
人は相対的な認知をする生き物です。
「変化」によって初めて元の状態が認知できるし、「他者」があって「自己」を認知できる存在だから。

物理的、精神的に距離をおかなければならない今だからこそ、僕らが繋がっていたことに、当たり前なんてない事に、改めて感謝しよう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この文章で、あなたの気分が少しでも良く慣れば幸いです。

おまけ: #感謝の千本ノック をはじめよう

ほぇ〜っええ記事書くやん、て思ったそこの君!
今こそ実践して世界に変化を起こすチャンスだぜ!

小さなことでも、当たり前じゃないと思って感謝だな、と思ったら
それを素直に表現しよう。照れ臭いだって?
こんな時ぐらいしかできないじゃん。やろう。

HunterXHunterのネテロ会長の感謝の正拳突きリスペクト。

正拳突き


身の回りを見渡せば、当たり前にしているものも、ありがとう。
数十個ぐらいは出てくるはず。どんどんありがとうを見つけ、伝えよう。
100個じゃ足りない。だから千本ノック。
きっと千個いけるはず。いや、1万いけるかも。
まず、今時オンライン飲みとかにも使われたzoomが出てきました。
初期研修をず〜っとzoomでやっていたのですが、これすげえな、と思います。
それを作ってくれた人、有難う。

そうやって、感謝とリスペクトと愛のスタンスで世の中を見ることで、
自分の中の分断は変えられる。そのスタンスを常に発することで、
それを見た誰かのスタンスが変わる。その連鎖で、分断と憎しみに満ちた
世界を包み込めたらいいな。
と思ったのでした。

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