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機材紹介④M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO~美しいにじむボケ~

M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO

2016年11月18日 発売。先日紹介したM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROと同時に発売されたOMDSのF1.2シリーズの1本です。球面収差をあえて利用することでにじむようなボケを実現したレンズです。
今回はPremiumレンズであるM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROと比較してその実力を見ていきたいと思います。
※今回は物撮りで撮影します。25mmF1.2proはポートレートなどに活躍するボケをきれいにしたレンズなので、物撮りでは若干不利になります。

撮影条件

今回は3つのレンズで以下のサボテンの置物を撮影します。
仕上げはFlat、全てのレンズでほぼ同じ場所にAFをかけております。
解像感とボケを見てみます。

今回撮影する対象はこちら(本写真は25mmPROの開放F1.2で撮影)

解像感

まずは開放F1.2は25mmPROのみなので以下撮影。

25mmPRO_F1.2。ピントが浅いので手前の構造がすでにボケています。

以降、左から順に25mmF1.8、25mmF1.2PRO、12-100mmF4.0ISPRO(25mm位置)です。

F1.8
F2.0
F2.8
F4.0
F5.6

後ボケ

再度、左から順に25mmF1.8、25mmF1.2PRO、12-100mmF4.0ISPRO(25mm位置)です。

25mmPRO_F1.2。とろけるようなボケです。
F1.8
F2.0
F2.8
F4.0
F5.6

25mmPRO作例


灯篭
手持ちの星空
猫1
猫2

おわりに

25mmF1.8がかなり解像感良く健闘しており、どちらも持っている身としては複雑な気持ちでした。
また、12-100mmはさすがに単焦点レンズに比べれば若干解像感が落ちている気もしますが、ズーム域の広さを考えれば素晴らしい画質かと思います。また、12-100mmの得意な距離があるかもしれないので、この点もそのうち検証してみたいと思います。
上記2つと比べても25mmPROのボケ味は素晴らしく、作例のような空気感のある写真は25mmF1.2PROならではだと思います。明るいレンズなので星空も手持ちで簡単に撮影できます。ポートレートなどにも適しているレンズで、かなり味がある絵になるので今後機会があれば載せたいと思います。(noteに載せていいよっていう被写体友達がいれば…)
今回紹介した25mmPROは以下リンクから詳細を確認できます。

今回使用した本体はOM-1です。紹介記事はこちらからご覧ください!

12-100mmレンズの記事は以下です。ぜひ見てみてくださいね。

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