45-48カタカナで聞いたことのある動詞について
■編集後記■
バタくさい単語がたくさん日本語として使われています。これらを味方にしないテはない。
ただし、いくつか注意したいことがあります。(←クリックして下さい)
うむ、もはや「リンクをクリックして下さい」
がフツーであって、
「参照先に触れてください」
だと、免税品のおみやげか、ぁゃしぃ電化製品の説明図みたいだ。
これだけ「元」英単語が氾濫しているのに、なんで英語を使えない日本人が多いのか?中学校で3年、高校で3年、大学生ならまだ学ぶのに。
いろいろ考えたんですが、その理由の一つに「英語ができなくても生きていけるから」というのがあります。
インドとかフィリピンだと、もちろん英語ができなくても生きていけますが、ちょっと給料のいい仕事となると、すぐに英語が必要になる。
日本語だけで大学教育が完結するのは、明治維新の時に、西洋の概念をエライ人が日本語に置き換えてくれたからなんですね。
じゃあ何で現在の日本では、西洋の概念をエライ人が日本語に置き換えてくれないのか?
これも自分なりに考えてみました。かなり難しかったです。
1. 戦争でアメリカに負けたから
これで「西洋の概念を東洋のそれに翻訳しよう」という気概が削がれたのではないか。
2. 訳語を強制、普及させる「権威」がなくなったから
以下は私の考えた「戦前」の外来語の訳語の定着パターンです。
新しい事物に触れた大学教員が、論文や学会誌で訳語を披露する
↓
論文や学会誌の読者が、各自で使う
↓
新聞や雑誌が使う
↓
一般人が使う
今はそういう普及のしかたはしないでしょうねぇ。
3. 世の中の動きが早く、訳語を吟味している余裕がなくなったから
特にコンピュータ業界。横文字をカタカナにしただけで、すぐに使いこなせないと、使いこなせるライバルに負けてしまいます。
4. 新しい考えをそのまま扱えるから
無理に訳語を作らなくても、横文字をカタカナにしただけで、新しい考えイコール新しい語彙として日本語の中で使えるから。
これからも、日本にやって来るカタカナの単語はどんどん増えるでしょう。
しかし銃弾は増えるが発射機構が不十分では、なかなか的に当たりません。
い)銃弾を増やす
ろ)発射機構を改良する
両方必要です。
(アクセントさえ気を付ければ)すぐに使える単語がある。
あとは中学校で習う文法が確実に身についていれば、そんなに苦労しなくても読み書きできるようになる、と信じてこれからも発信しようと思います。
まずは最後まで読んでいただいて、ありがとう、ありがとう!!もし援助までしていただけるのであれば、さらにありがとうございます。