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それでも、ファッションの魔法にかかりたい。

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2017年、「誰がアパレルを殺すのか」というタイトルの書籍が話題になったように現在のアパレル業界は 「沈む船」と表現されるような現状。91年には15兆円あった市場規模は17年には…
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#D2C

カテゴリなんてなんでもいいよ

インターネットで服を直接カスタマーに売っている、これはdirect to consumerだ。流行りのD2Cね。D2Cと呼ばれたくないというお店も多いらしいがカテゴリなんてなんでもいいよ、そんなものにこだわるな。誇らしくやろうぜ、ちゃんとお客さんは見てくれてるぞ?そして自分が自分をどう思うかが大事なんだぜ? 試着会というのを頻繁にやっているけれど、メインはECだ。試着もできない、画像と動画で見るしかない、それでも月に1000人以上の方がfoufouの服を求め、販売日はライブ

これは魔法なんかじゃない

先日、foufouの服の縫製をしていただいているアイバソーイングさんに見学に行った。 (その様子をIGTVにあげているので、ぜひ5回みてみてください!) 大阪の下町にあるアイバソーイングさんは、ご家族4人で縫製工場をやっている。昔はパートの方々がたくさんいて賑やかだったという現場は少し寂しげだった。 恥ずかしながら、細かい工場での行程など全く無知だったので非常に勉強になったしなにより「ちゃんとやらなきゃ」と感じた。 つくり手と向き合うということ繊細なことだ。僕にはまだま

ギャルソンにもオーラリーにもユニクロにもなれない

僕はfoufouというブランドをやっている。 大学卒業後に文化服装学院の夜間部に入りなおして、その在学中にはじめた。元々、ブランドをやりたくて学校に入ったわけではなく「アパレルの内勤になりたかった」という大卒就活の道に迷い入りなおした。 ユニクロになれない 大卒で総合職に就いて販売から始めるよりは夜間の学校に通いながら生産の流れがわかるバイトをしたほうが現場力がつくと考えたわけだ。一見、しっかりしているように聞こえるが、当時の僕は就活がしんどく未来も真っ暗でやりたいことが

デザイナーかぶれのコウサカよ!今じゃミシンも触らず、なにが"デザイン"じゃ!初心を忘れず、ハンドメイドでワンピース1着作ってみろー!

LINE@の登録者が1万人を超えました。(拍手) 本当に、いつもありがとうございます。 僕は、昔からよく「マスを掴まなくても1万人に物が売れるようになりたいよね」と口ぐせのように言ってるんですが現実になりました。感慨深い。もちろんInstagramやnoteやTwitterもフォローいただけると嬉しいけど、LINE@はわざわざ「買いたい」と思った方が登録してくれることのほうが多いはずなので嬉しい。 もちろんこれからも「世界一小さくて、世界一大きい」ファッションブランドを目指

健康的な消費のため "の"

「閉ざされていくインターネット」 先日インターネット界隈(Twitter)で有名なインフルエンサーの方がいわゆる炎上をしていた。Twitterを開けばその話題がでてくるのでまるで世の中のみんなが知っている出来事のようだがInstagramでは誰もそんな話はしていなかった。 少し前だが、Youtubeで大御所のYoutuberの方がグループ内(というか社内?)でモメて大炎上していた。Youtubeでは毎日それについての動画があがっていたがyoutubeを見てない友人からしたら

ここがヘンだよ!D2C!

去年はfoufouとして一番露出が多い年だった。WWD JAPAN、繊研新聞、日本経済新聞、日本テレビ シューイチともはやアパレルの枠を超えて取り上げていただくことがあった。もちろんそれはfoufouが注目されているわけではなく、世間的に「D2C」というものが注目されているということ。 僕がハンドメイド(そういえばハンドメイドもD2Cじゃね?)でfoufouを始めた2015年は欧米ではいわゆる「D2C」という言葉が使われていたが日本ではあまり見かけなかった。しかし2019年現