フォトビギネス

石王 富尚51歳、プロ用撮影機材販売会社代表。動画や静止画編集用の高性能PC販売や、プ…

フォトビギネス

石王 富尚51歳、プロ用撮影機材販売会社代表。動画や静止画編集用の高性能PC販売や、プロ用写真プリンターの販売&フォローがメイン。肥料製造販売業も兼任。宮城県仙台市出身在住。ハンドルネーム「fotobiginesu」メール:fotobiginesu@gmail.com

最近の記事

仕事ができる人にすぐなれる、最もカンタンな方法。

仕事ができる人になりたいですか?それも今すぐに。大丈夫、なれます。超カンタンで超即効、秘伝中の秘伝という方法があります。 それは…それは話し方を変えることです。 なーんだって言わないで笑。詳しく述べましょう。話し方をどう変えるかというと、形容詞を使わないで数字で内容を伝えるんです。例「ちょっと待って」じゃなくて「3分待って」と話すんです。「なるべく早くやります」じゃなくて「11時までに仕上げます」って話すんです。これだけで十分です。 「ちょっと」や「早く」は主観表

    • 太陽と月

      *女優ロミー・シュナイダーの凛とした横顔。画像引用:http://mamdarin.blog87.fc2.com/blog-entry-174.html おまえはきれいでかわいい、一般的な範囲で。 たとえれば夜空に浮かぶ満月だ。 だがそれではぜんぜんだめなのだ。そこにとどまっていては。太陽になるのが本筋だ。 そうお前は月から太陽にかわることになっている。 人間はそのように既定されている。はじめっから。 社会は世間は、たいていしょうもないもの、ぺらっぺらのものが渦巻

      • 時間に対する態度とは?

        <時間は人を縛るだけのものか> いきなり唐突だが、とにもかくにも、ぼくらは時間の奴隷になっている。 この問題について考えたい。 10年ひと昔、なんて常套句も、もはや陳腐であり、体感では15年でもあっという間に過ぎるもの。 ぼくにとって2001年など、ついこの前のできごとである。 (本当はもっと言うと自分の幼稚園時代だって、45年前なのについ昨日のような気がする) いま、20代の若い人と話すと、47のぼくなどは雲上人のように扱われるが、20年くらいはあっという

        • 空間を切り裂く意志とその後処理 ~ローリングストーンズのブラウンシュガー賛歌~

          ロックはまずイントロである。 洋楽ロックの超有名曲に、the Rolling Stonesの"Brown sugar"('71)というのがある。ご存知ない方はYouTube等で検索されたい。 この曲の冒頭のギターカッティングは、聴いてもらうと0.1秒で分かるが、拍を喰ってスタートするつくりになっている。 この拍を喰うというタメがこの曲の命であって、ロックとはこのように、直前の何かをワザと片手落ちさせてでも目に見えない気合いをグッとつかみ、それを足がかりにして、軽く「乗り

        仕事ができる人にすぐなれる、最もカンタンな方法。

          「コンテンツ」なんてあるのかよ。

          いまどきはどいつもこいつもクチを開けば コンテンツが~、コンテンツガーの大合唱だが、 それどのくらい本気で言ってんのって話で。 語れる内実を持つ、充実しきったおまえから、滴り落ち、削り出された表現。十分な吟味を経て結実した純度の高い思想。ひとりよがりでない推敲を経た、みずみずしい表現力。空々しさと無縁の、スミからスミまで当事者意識が漲ってる、そんな地に足の付いた文章。おまえがおまえ自身で読んで心底よかった、タメになったって思えるもの。読み手にピシッと照準が合ってて、最短

          「コンテンツ」なんてあるのかよ。

          情報難民状態を切り開く、独学のひらめき。

          *発信するねうちのないものばかりが、ふわふわと。 いまの日本は情報化社会とか、多様化の時代とか、個性重視の時代とか言われてますが、だまされてはイケマセン。そんな指摘は全部表面しか見てないハズレくじです。 もう完全に上から目線でモノ申しますね。 今の世をつぶさにみると、いやつぶさに見るまでもないですが、周囲は粗雑で穴ぼこだらけの人民抑圧空間に、みんなひとしく押しつぶされてるだけです。この雑な穴ぼこ状態がキレイに修復された水平で透明で豊かな世界なんか、いま

          情報難民状態を切り開く、独学のひらめき。

          <悪魔の告白~我々がいかにしてニンゲンを操ってきたか、そのノウハウを公開します~>

          画像:イングマール・ベルイマン監督『第七の封印』(57年)より、有名な「悪魔とのチェス」シーンを引用。 悪魔が2匹で会話する。 ーよう800万年ぶりじゃのー おう、北半球と南半球でざっくり2分割、お互いがんばって誕生間もないニンゲンどもを窮地に陥れてきたな。 ーとにかく誕生しちまったものは、滅亡のタネを仕込んでおかないと、俺らの仕事がなくなるもんな。 そう、いままでのこの惑星で生誕してきた動植物の中で、この哺乳類は、かなり勝手が違う存在だったからな。 でも今のとこ

          <悪魔の告白~我々がいかにしてニンゲンを操ってきたか、そのノウハウを公開します~>

          人生は玉ねぎだ論

          *大きいのも小さいのも、たまねぎはいろいろ個体差がある。しかしなかなか美しいものだねこうして見ると。 画像引用元:http://free-photos.gatag.net/ <人生は玉ねぎだ論> 玉ねぎ、ネギ属の多年草。その表皮。表に出てカサカサに乾燥してヒビ割れ茶色く色が付き、今にもハラリとくずれ落ちる。 でも玉ねぎに亀裂を入れて力を込め、一皮ムケばツルッと取れて。 すると今度は水気をたっぷり含んだ、スレてない、みずみずしい、細胞のひとつひとつまで見え

          人生は玉ねぎだ論

          しくじりや、失敗が有用に転じるとき

          <アフィリエイトがついに失敗した。収入の激減にどう対応するか> ぼくは本業とは別に、アフィリエイトをはじめとしたいわゆるネット副業をやっている。 アフィリエイトの運営方法は、(これは持論になるが)おおまかに分けて2種類あって、ひとつはコバンザメ型(世のはやりにのっかるタイプ)と、提案型(世にないもの、少ないものを創出する方向)がある。 前者は短期に成長できる可能性がある。しかし凋落も早い。コモディティ化、消耗戦になりやすいからだ。 後者はオリジナリティで勝負するので、

          しくじりや、失敗が有用に転じるとき

          2回目の感動は、なぜ初回より薄まるのか?

          *太陽が太陽であることに飽きたときを想像してみよう。 ふと巡り逢った表現や存在に、一瞬で心奪われた経験は、誰しもあることだろう。 音楽、文学(ことば)、映画、絵画、ハッとさせられるもの。それらに導かれるように自分の意識が刻々と開かれていくのが自覚できる。そんな鮮烈なトビラ。 表現の肯定性に明るい気持ちになる、そんなすばらしい覚醒は、頻度の差こそあれ、誰でも身に覚えがあるところだ。ありていの言葉で言えば、感動である。 しかし、その覚醒をもう一度味わいたくて、それに再度触

          2回目の感動は、なぜ初回より薄まるのか?

          <量よりも質よりも目指すべきもの~デキる自分のひっぱり出し方>

          世間では正しい仕事への取り組み方として、「量よりも質を目指せ」などとよくいわれる。 量と質、それは例えばブログ更新についてだと、 「SEO的には毎日こつこつ1つでも記事をアップし、年間360エントリーの積み上げが大事」 「いやいや量じゃないよ頻度でもない。記事の質だよ」 よく聞かれる議論、もとい愚論だが、どちらも焦点が違う。 前者のおかしさは言うまでもない。文章が、アップの頻度が、手段でなく目的になってしまってる。これではあっという間にうp主は空しくなるだけだろう。

          <量よりも質よりも目指すべきもの~デキる自分のひっぱり出し方>

          まだ日本語で消耗させられてるの?(←その「消耗」に意味があるって話)

          <日本語の人称代名詞の怪> 日本では男性が自分を規定するとき、「僕」「おれ」「わし」「わたし」「わい」というような単語群の中から、時と状況に応じて最適な一人称を選択しなければならない、ということになっている。 それを決定するのは対話者との関係性や対人距離等であるが、会話の時間の経過と共に、常にそれに修正が加えられる。 すなわち、会話のスタートは「ぼく」でも、終わりには「オレ」、というのはまぁまぁあること。 帰着点はたいてい「おれ」「わし」等の、インフォーマルながらもっ

          まだ日本語で消耗させられてるの?(←その「消耗」に意味があるって話)

          個人情報を越えるもの。

          <個人情報保護法や、企業のセキュリティ強化は本末転倒に向かう> ネタに事欠かないわが国では、ときどきとんでもないことが起きる。 たとえば個人情報の大流出と、組織側のセキュリティ・ディフェンスについてなんかは、定期的に何かしら事件が起きる。 ここ1年くらいの中では、日本年金機構(旧社保庁)が2015年5月、ハデにやらかした年金情報漏洩事件が、とりわけビッグだった。やや旧聞に属するが、本記事ではこいつを題材に取り上げたい。 最初は時代の流れと思って受け入れていたが、やが

          個人情報を越えるもの。

          主体的に取り組むのでなければ、意味はない。

          <仕事をめぐる、ある日の光景> あるところに伊藤さん(仮名)という、パソコンにあんまり詳しくない人がいました。その伊藤さんに、自作パソコンを組み立てて納品した業者のAというのがいました。そのパソコンに伊藤さんは、ソフト会社Bから買ったソフトを入れて、使っていたのでした。 ところがある日、そのソフトの調子が悪くなりました。困った伊藤さんはどこに問い合わせしていいか分からず、パソコンのことなんだからってことでAに連絡を入れました。 Aは「不具合の真の原因はソフトの方なんじゃ

          主体的に取り組むのでなければ、意味はない。

          【書評】週刊文春のメリー喜多川副社長インタビュー ~バック・トゥ・ザ・封建~

          ジャニーズ事務所 - Wikipediaより*この質素な外観に、当初は驚きを隠せなかった。 例のSMAPとジャニーズの騒動は、かなり落ち着いたように見受けられ、2月に入ってからは冷温停止状態のようである。 あの騒動は、もともとテレビも見ないし、芸能に疎いぼくでも、ジャニーズにちょっとだけ詳しくなれた、そんな貴重な経験だった。ネットの草の根パワーも感じられたしね。 しかし事態は元の鞘に収まりつつあって、おとがめなしの手打ちも済んでしまってあとはフェードアウトでチョン

          【書評】週刊文春のメリー喜多川副社長インタビュー ~バック・トゥ・ザ・封建~

          「最初とは、全体の半分である」~オマケの取得を目的にしない仕事姿勢。

          <ヨコのつながりとコネと業界と> 昨日街をぶらぶらしてましたら、20代後半くらいの若い人たち、そう、見たところ勤め人風の男女混合6名が立ち話してまして。 その中で、特に女性たちが口角泡をトバして力説しておりましたことには、 「なんだかんだいってあの業界もヨコのつながりがモノをいうらしいから」 「アタシもやっぱコネがないとダメだと思ってて。まずはスクールに一所懸命通って、なんとかキッカケを掴みたいんだ」 「会社でのスキルアップに語学短期留学を考えてる。まずは行動

          「最初とは、全体の半分である」~オマケの取得を目的にしない仕事姿勢。