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皆様のバイクは大丈夫ですか?走行前に必ずアクスルの締め直しを。

皆様こんにちは。FORZAの風間です。
今回リアユニット交換でお預かりした
YETI SB140。

BB~後輪側でパキパキ音鳴りがするんだよね~
とご相談を頂きましたので
ユニット交換と合わせてチェック。

試乗してみると強くペダリングする度に
確かにBB付近から
音鳴りしているように聞こえます。

シッティング、ダンシング、
トルクの高低、ギア板の位置等々
様々な状況組み合わせで
音鳴りの有無を確かめます。

今回はトルクが高ければ
どんな状態でもパキパキ音鳴りがする
という状況です。

音鳴りの解消は、ほぼ確定している場合以外、
基本的にどこから
どんなパターンで音鳴りしているのかを
限定していく作業。

よくBB周辺から音鳴りしていると
ご相談頂くことが多いのですが、
最近のバイクでBBから音鳴りしているケースは
かなり減った印象です。

耐久面、メンテナンス性に優れるスレッドタイプ。

BBのシステムがプレスフィットから
スレッドタイプに移行している
というのもあるでしょう。(特にMTB)

フルサスペンションの場合、
可動部が多いので、どこかボルトが緩んで
ガタが出ていたりしても音鳴りしますし

例えばリアホイールの
スポークテンションが落ちていたり
スプロケットとフリーボディの間の
グリスアップが不十分だったり、

音鳴りの可能性を考えるとキリがありません。
なので、限定していくわけです。

さて、試乗して音鳴りのパターンを
把握しましたが、

今回はホイールを入れ替えてみます。
音鳴りの原因が足回りorフレームなのかを
切り分けるためです。

BB周~後ろからの音鳴りと相談された場合、
ここを切り分けるのが
一番効率が良いかなと思ってます。
経験上。

音鳴りのしていない試乗車のホイールを外して
ホイールを交か。。。んnn?

アクスルがちょっと緩い。。。ような。
半回転分緩い。。。ような。

締め直して一旦試乗チェックしてみましょう。

と、いうことで音鳴りの原因は
リアアクスルの緩み。でした。
ちょっと拍子抜けと思うかもしれませんが、

音鳴りって意外とこういう基本的な部分が
原因のことも多々ございます。

そしてアクスルの緩みは
非常に危険も孕んでいます。
想像に難く無いですよね。


アクスルの緩みは次第に大きくなりますので、
今回のように事前の音鳴りで察知できなければ
大きな事故に発展する可能性もございます。

流石にガタガタになるまで
気づかないなんてことは
無いと思いますが。
無いと。。。思いたい。

MTBは特にリアアクスルにかかる負荷が
大きくなりますが、
DISCロードもまたしかりでございます。
制動力の高い油圧DISCは
アクスルを緩ませる原因としては十分ですから。

ロード、MTB問わずアクスルの締め直しは
個々人で必ず行うようにして下さいね。

注意点として、
トルクレンチを使用されない方は
毎回毎回増し締めしているとオーバートルクで
ホイールのベアリングを
痛める原因にもなります。

一度緩めてから締め直すようにすると
いいかもしれません。

不安があれば気軽にご相談下さいね。


今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

BIKE SHOP FORZAの風間(カザマ)でした。
それでは、また。

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