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トライアスロン。とチューブレスタイヤ、

こんにちは。

つくば市のスポーツバイク・プロショップ
BIKE SHOP FORZAの東(アズマ)です。 

チューブレスタイヤの話です。

※正しくは、チューブレスレディタイヤの話ですが、
 わかりやすくチューブレスタイヤ。と呼ぶことにします。

では。


パンクしました。

先日の琵琶湖トライアスロン(Lake Biwa Triathlon in Moriyama)

にて、
久々のレース中のパンクを経験しました。
(何年ぶり?)

わかりやすく空気を入れてるので穴は実際より大きいです。

レース後、つくばに戻り。
片付けの際に確認したところ。小さな穴。

針状の物が刺さった様子です。
(突き刺しパンク)

(参考情報)
パンクはパンクチャーの略で、突き刺さる。という意味。
空気が抜けてぺちゃんこになる状態は、
英語だとフラットタイヤと言われます。
なので「リム打ちパンク」というのは、フラットタイヤ以外に
スネークバイトなんて言われたり"も"します。
日本だと刺さった場合以外もパンクと言っちゃいますが
(私も言ってます)
厳密には違っていたりしますよ(^^)

アズマ調べ(優しい目線でお願いします)

チューブレスタイヤ(チューブレスレディタイヤ)
だったら
このくらいの穴は、シーラント剤で問題なく塞がれていたはず。

パンクしたタイミングが、
「バイクパート終わる直前だった。」

というのが不幸中の幸いでしたが
中盤など、だったら面倒だったなぁと思います。

チューブレスじゃなくっていいかぁ
と思っていましたが
急激に、チューブレスにしたいと思った一件でした。
(というかします)

チューブレスタイヤのメリットデメリット

簡単にメリット、デメリットをまとめてみます。

メリット

① 小さい穴だったら塞がる。
② 空気圧を下げれるので乗り心地が良い(振動吸収)
③ 転がり抵抗が小さい

デメリット

④ 重量が増える
⑤ パンク修理のときに手が汚れる
⑥ タイヤの取り付けが大変
⑦ 高価

ざっと並べると、こんな感じかと思います。

メリット・デメリットの説明

① 小さい穴だったら塞がる。
これはそのままで、言わずもがな。
というところかと思いまが。
小さい穴だったらシーラント液が「勝手に」塞いでくれます。

5mmを超えるような大きなカットの場合は難しいですが
(それも可能と謳っているシーラント剤もあります)
小さなガラス片、画鋲くらいの針状のもの、小さな釘的なもの
による、突き刺しパンクであれば塞がります。

トライアスロンのレースにおいては、
意外と路面の悪いバイクコース。
というのも、少なくありません。
ここで、パンクリスクを下げれる。というのは大きいですね。

チューブ交換、パンク修理の時間は
大きなタイムロスに繋がりますしね(^^)

② 空気圧を下げれるので乗り心地が良い(振動吸収)
空気圧を低くできる理由として
リム打ちパンクがない。
ということで空気圧を下げることが出来るわけです。
通常のタイヤですと、空気圧を下げた分だけ
段差でのリム打ちでのパンクのリスクが上がります。
(気づいてなかった段差ならさらに)
ですが、チューブレスですと、チューブがないので
リム打ちパンクのリスクは格段に減ります。

※昨今の軽量なチューブレスタイヤxアルミリム。
 の場合に前輪荷重で激しく段差に突っ込んだ場合は
 別として考えましょう

トライアスロンのレースでは、ミドルで90km
ロングになればバイクは180kmにもなります。

最後に控えるランに備えて
上体の疲労もできるだけ抑えておきたい。
という競技の性格から
振動を吸収してくれて乗り心地が良い。
というのは、大きなメリットです。

③ 転がり抵抗が小さい
チューブあり。のタイヤに比べて
チューブの無いチューブレスタイヤは
内部でのチューブとタイヤの摩擦抵抗が無くなることで
転がり抵抗が減少します。

また、②で説明したように空気圧を下げることができるので
とくに悪路(舗装路でも)では、
バイクの跳ねを抑えることで
タイヤが路面に適切に接地してくれて
駆動力を無駄なく伝えてくれます。
結果、転がり抵抗が減少します。

④ 重量が増える
少しでも軽量に仕上げたいヒルクライムバイクなら別ですが
平地がメインのトライアスロンにおいては
多少の重量増は気になりません。
バイクも軽くないですし(笑)

Continentalの場合で、チューブド、チューブレス
の差は+25g(カタログ値)です。
シーラントの重量を加味しても、
普通のチューブ(超軽量ではない)
に比べても、数グラム差に抑えることができます。

ですので、重量が増えちゃう。
というのは、
気にしなくて良いということになりますね。

⑤ パンク修理のときに手が汚れる
これは、対策をすることでかわすことができます。

こういったニトリル手袋を、一双。
サドルバッグやツールBOXに、
予備チューブと一緒に入れておけば安心です。
チューブレスに限らず
チューブ交換やチェーン落ちを戻す作業のときに使うと
手を汚す心配がありません。

少し、高価にはなりますが
食品対応!みたいな薄手のものよりは
作業用!と書いている厚手で丈夫なものがオススメです。

あと、残ったシーラントを拭くのに
キッチンペーパーを2枚、チャック付きの袋に入れて
持っておくのもオススメです。
拭いたペーパーをチャック付きの袋に入れておけば
ゴミ箱に出会うまでベタベタになる心配がありません。

⑥ タイヤの取り付けが大変
一昔前は、脱着が固くて無理。。。
コンプレッサーを使わないとタイヤがはまらない。
みたいなことがありましたが

昨今では
・一般的になったことでホイールとの相性が適切になった
・ワイドリム化が進みタイヤを、はめやすくなった

ということがありますので、
ここのハードルは下がりました。
自分でやるのは、、、
という方は、取り付け含めて気軽に御相談ください。

⑦ 高価
Continentalの場合ですと、価格差が、2000円税込です。
シーラントが1100円として。
片側で、3300円高い。みたいになります。

しかしながら、ちょっと軽量(超軽量ではない)チューブが
1500円くらいと考えると
一回パンクしたら、価格は変わらないなぁ
みたいな感じになります。

パンクリスクが少ないので
ノーパンクでタイヤ交換まで乗り切る。
みたいなこともありますので
意外と価格差は気にしなくて良さそうです。

トライアスロンでオススメな理由

上述に記載させていただきました
① 小さい穴だったら塞がる。
② 空気圧を下げれるので乗り心地が良い(振動吸収)

がすべて。みたいな感じですね。

繰り返しになりますが。

・疲労を抑えてランの体力を温存する
・パンクによるタイムロスを抑制する

に尽きます。
パンクによる心配を減らして。
レースに集中することができます(^^)

まだ、使った事無いなぁ、、、
という御客様は、是非、お試しください(^^)

オススメのタイヤ

私のイチオシは、耐久性抜群のContinentalです。

タイヤ構造を一から見直し、より薄くしなやかなケーシングを新設計。前作の3層180TPIから2層220TPIとし、サイドウォール部分のみ1層加えた3層330TPIとすることで、サイドカットへの耐性を強化。その結果、"GP5000 TL"と比較して転がり抵抗20%向上、サイドウォール強度28%向上、さらに700x25Cで45gの軽量化を実現。フックレスリムにも対応したチューブレスレディモデルへと進化しました。

ミズタニ自転車Webサイトより

耐久性は確保しながら、軽量になった。
ということで、オススメしやすくなりました。
前は、、、耐久性が良いのは良いのですが、
重すぎたんですよね。。。+45gは、さすがに気になります(笑)

現在(2022/07/09)メーカー在庫は欠品中ですが
当店、店頭在庫は、ございますので気軽に御注文ください。

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オススメのバイク

最初っからチューブレス仕様というバイクです。

CEEPO

トライアスロン専門ブランド。
選べる、ホイール&コンポ

ホイールは、チューブレスの先駆けMAVIC
が採用されています。

詳細は
 ⬇


GINAT

エントリーグレードから、チューブレス標準装備
というかチューブがついてきません
シーラント剤付属で、乗り出しからチューブレスです。

トライアスロンは、初めて。
という方には、予算を抑えてロードバイクから。
始めて頂くのもオススメです。

詳細は
 ⬇


オススメ商品まとめ

本記事での、オススメ商品のまとめ。です。
もちろん店頭在庫している商品なので

店頭で御注文を頂ければ嬉しいですし
通販可能な商品もございます。

しかしながら、、、
「超」遠方で、来店できない、、、
という方は、Amazonなど御利用ください。

◆GP5000 S TR
在庫が無いと、定価より高くなるAmazonさんあるある
(2022/07/09)


◆ニトリルグローブ


◆定番のシーラント


◆通常タイプよりも穴を塞ぐ性能が高いタイプ


◆バルブコアの開閉にオススメのツール


◆エアゲージの定番。やっぱりアナログ派


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