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~新年の挨拶…ガンバの展望?いや違います~

新年あけましておめでとうございます。今年も感情論をタラタラ書くブログですがご愛顧頂けると幸いです。

さて本日1月7日なんですけどガンバ大阪の補強評価とかムアントンユナイテッドから青山が加入してきたから今季のガンバ大阪の展望でも書こうかなと思ったり、来たるアジアカップの日本代表とか書こうかなとは思ったらそれどころではないニュースがやってきたので『例の件』について触れますか

FA丸の人的補償!長野久義!

いやいや炭谷の時の内海といい丸の人的補償では長野ですか…!これには驚きが隠せませんよ。。。バリバリのレギュラーだったし

長野久義という選手

2009年ドラフト1位、過去に2年連続日ハムとロッテから指名されたが指名拒否、囲い込みドラフトとも言われるような形で巨人入団。1年目(2010年)に新人王、2年目(2011年)には首位打者、3年目(2012年)には最多安打と『超ド級』即戦力社会人外野手だな、というイメージであった。社会人選手であそこまで完成させられた選手も俺が見てきた中で1番の選手だ。
2014年の膝の故障を機に成績は下降線を辿り昨季(2018年)は遂にキャリア初の規定打席未到だった。
確かに完成度の高い選手ではあったがここ近年は盗塁減少、守備のクオリティも低くなり、4年連続(?)3割を切るというキャリアの下降線は辿っていたのは明白である。俺自身も友人には「長野の聖域化をどうにかしなくちゃいけない、彼を押しのける若い選手が出てこないかな」とは言ってたけど安定して2桁ホームラン打てる長打力は未だに健在だ。とりわけ8月9月の打率や得点圏での強さは異常であり「ミスター夏男」とも言っていい。
ズムサタを通して内海もそうだが「愛される生え抜き」としてファンからも愛される選手だった。

2年連続MVP男という存在

とはいえ2年連続MVPの丸佳浩が加入してきた時点でプロテクト要因に入るかは微妙な成績であるのは間違いない。チームに欠かせないなら通年で3割打ってるからだ。そしてまた広島に一岡みたいな移籍先で花開く若手を持ってかれたくないという巨人側の意向もあったと思う。

同じ外野手として脂にのってるのは丸
(写真は読売巨人軍公式Instagramより拝借)

ファンとしての寂しさ

ファンとしては悲しい限りだ。これは内海にも言えるが巨人が強かった時の看板選手であって昨季も村田修一引退試合で劇的なサヨナラホームランや菅野のノーヒットノーランの試合で貴重な先制ホームランを放ち「俺はまだやれる」というのをファンに、相手に、チームに見せつけたからである。そんなドラマチックな一打を打てる選手がいなくなったのはこれ以上にない悲しみだ。今季は東京ドームであのカッコイイ応援歌も聞けないのだ。

菅野のノーヒットノーランの日にも
チーム初ヒットとなる貴重な先制ホームラン
本当にインパクトの強い男だった。
(写真はスポーツ報知より拝借)

戦力構図として見た長野久義

先程はファンとしての長野久義を見たが今度はチーム構成から見た長野久義を見てみたい。
長野の年齢は34歳、レギュラーという座を離したことは1度もないという文字通りの天才である。ただ衰えは明白であり長野の後釜をそろそろ作らなくてはいけない、そんな転換期でもあるのが事実である。丸加入により主戦場がセンターだけではなくなった陽岱鋼はチャンスであろう。守備は1級品であるし巨人移籍後レギュラーに定着した試しがない。ゲレーロは死に物狂いでレフトのレギュラーを掴みに来るので守備に定評のある陽はライトで起用されるだろう。また昨季2009年以来の規定打席到達、2桁ホームランを放った亀井も安定感があるのでレギュラー争いに参戦するだろう。だがこれでは平均年齢があまり変わらない。チームの変革や岡本、吉川尚に続くチームの勢いをつける若手では走力に自信のある重信やメジャーリーガーを驚かせた松原、昨季のイースタン・リーグ首位打者である石川や和田恋といった一芸ある若手が出てきて欲しいという暗示もあるのではないか

思わぬ形で長野が巨人を離れることがあったが今後の彼に幸多かれ!

村田修一引退記念試合でサヨナラホームランも現地だった。
長野ほどサヨナラホームランが画になる男も多くない
ありがとう。広島でも頑張れ💪​

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