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遮二無二(3年 #3 渡邉 凌大)

新年度・新体制を迎え、フォルツァが競技目標として”大学日本一”を掲げる、”インカレ”の九州大会が目前(7/8-9 福岡県)に迫る中、3年生が本大会にかける想いを記しました。
1人目は、#3 渡邉 凌大(わたなべ りょうた)です。
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こんにちは!渡邉凌大です!

歴代先輩方の三年noteが好きでちょくちょく見返すことがあるのですが、後輩に見返してもらえるようなnote書けたらかっこいいよなと思っているうちに、もう自分が書く立場になってしまいました。

さて、今回のテーマは「メインの学年として臨む”インカレ”と、”チーム”に対して思うこと」です。

二年前、入部して一週間くらいのころに初めてちゃんとFORZA の試合を見たのがインカレの九州大会でしたが、もう自分も3年になりメインの学年として臨むのかと思うと早すぎて、とても恐ろしいです。

 まずはインカレに対する思いを、昨シーズンの自分を振り返りながら書いていこうと思います。

去年のシーズン始めにトップに昇格して、インカレ、頂杯、全日本選手権を経験した。
しかし、ほぼ試合に出場することはなくベンチから試合の行方を見ていることが多い一年で、試合に出ていないにも関わらず、会場の雰囲気にのまれすぎて、多分チームで一番緊張していた。

少しだけ試合に出た後には、光稀さん(R5卒 小原)からお前緊張しすぎやろと笑われ、とりあえず笑ってごまかしたのを覚えている。

全部自信の無いが故、何とかしてミスしないようにミスしないようにとプレーしていたのを見透かされたような気がして、恥ずかしかった。

考えてみると、確かに四年生はすごかったし、真平君(#7 土田)も圭祐君(#10 窪田)も加藤(#6)も、いれば安心感が違うし、そんな人に囲まれていると自分が出られないのも無理ないのではないかという気になっていた。

そんなことを考えているうちに4年生が引退し、レギュラーとして1、2セット目で出ていた人たちがごっそりいなくなった。
チームの中でも、やばいな、とか大丈夫かな、とか自信なさ気な声がたくさん上がっていた。
そんな中臨んだ大学地域チャンピオンズリーグでは、北海道大学に0-6という、散々な結果となった。

後日映像で振り返っていく中で、別に手も足も出なかったわけじゃないけど日ごろやってきていることの小さな積み重ねの差が徐々に点差を生んでこの結果になったと、認識した。
積み重ねてきたことを十分に発揮していた人たちが少なくなり、自分の半端さが浮き彫りになったことでやっと気づいたことがあった。

それは、FORZAが強くなるために、今一番変わらないといけないのが自分だということだ。
トレーナーの田場さんにも「お前が頑張らないと」と言われ、やっぱりそうだよなと確信した。

ある会話の中で何気なく和さん(R5卒 宮本)がボソッと言った、「何かを変えないと何も変わらないよ」という一言も、頭からずっと離れずに残っている。

一見ただの小泉構文であるが、今を逃したら自分を変えられる機会を逃して腐るぞと思わせてくれた言葉だった。

今まで少ししかやってなかった筋トレを、自分に足りない能力を補うのにどの部位を鍛えればよいかを調べて、毎週欠かさず行った。
練習や試合映像の振り返りに使う時間を増やし、細かい修正点や参考になるプレーを何回も見返した。

要は、”フットサルと向き合う時間”を変えた。


中学の時クラブの監督が「遮二無二やれ」とよく言っていた。

当時ググってもなんのことかよく分からなかったが、自分のことに集中してフットサルと向き合っている今こそが、「遮二無二」なんじゃないだろうか。

直前に控えたインカレで100%の成果を発揮することは難しいかもしれないが、今明らかに自分の中で自信がついたのを感じていて、チーム目標に掲げている「大学日本一」を達成するための今大会がとても楽しみだ。



次に、チームに対しての思い。

結論から言うと、もっと一人一人が、この50人超の組織においてお節介な奴になるつもりで発言、行動し助け合わなくてはならないと思う。

例えばゴールの部品が無くなっていたり、補強が必要な部位を見つけたりした時、誰か一人でも気付いた人が報告するだけで早く修復することが出来る。

これを見て、お前が言うなよって思った画面の前のあなた、日頃の渡邉の気の利かなさを知っていて、なおかつ渡邉よりも気が利く人。
でも、発言や行動がなければ気が利かないのと同じなので、ぜひ助けてほしい。チームのために行動してほしい。

自分が基本的に助けられてばかりな立場だからこそ感じることで、自分一人では気づけないことも誰かの一言で解決できるならば、例え余計なお世話でも。

ピッチ内のことに関しても同じ。
裕亮君(#2 田村)がよく僕のプレー映像を切り取って改善点を言ってくれるのだが、一人では気づけないことをその後のプレーに反映できる機会を作ってくれて、本当に助かっている。

ここまでに挙げたものはあくまでも気の利く行動の一例であり、やろうと思えばなんだってある。
FORZAでの活動の根っこにあるのは、いつだって

”For the FORZA”

だから、自分の出来ることにフォーカスしてもっと強いチームにしたい。


へたくそな日本語でしたが、以上が僕の今思うこと。

本番まで残りわずかだが、大学日本一達成のため、まずはこの九州大会を制覇したい。

応援よろしくお願いします。

#3 渡邉 凌大(わたなべ りょうた)
学年:3年
学部:工学部
出身校 / 出身地:福岡県立春日高等学校 / 福岡県

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