一瞬を味わうために(2年 #20 永吉 恵之矩)
今回のnote企画は、2年生。FORZA2年目を迎え、2度目の九州大会を終えた彼らが何を感じ、これからどう行動するのか、そんな彼らの思いが綴られています。ぜひ最後までお読みください。
10人目は #20 永吉恵之矩 (ながよし えのく)です。
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FORZAに入部して1年半が経ち、2回目のノートを書く時期になりました。こんにちは、永吉恵之矩です。
今回のノートのテーマは「二度目の九州大会を終えて、自分自身の現状と今後の目標について」です。
難しいテーマですが、自分自身の生活、フットサルを振り返って書きました。上手な文章ではないですが、興味のある方は読んでみてください。
まずは、九州大会について。
最初の九州大会は今の大学院生、4年生が主体だった。
先輩たちの上手なプレーをただ単に観て、自分にはできないな、すごいなって思うだけだった。
先輩たちは九州を制覇し全国大会へ出場、全国でも5位タイという成績で、すごいという言葉しか出てこなかった。
全国大会が終わり、大学リーグは長大のトップで、九州リーグはジンガで出場させてもらうことになった。
トップの先輩たちやジンガの人たちとプレーできる嬉しさもありつつ、自分より上手な人がいるのに、なんで自分が、他の人のほうが…という気持ちが強かった。
トップやジンガでは、うまくいかないことがたくさんあり、試合もそこまで多く出なかったし、ベンチで試合を見るということが多かった。
そして、ジンガの帯同期間が終わり、正式にトップチームに上がった。
同じ学年から5人がトップチームに上がり、メンバー争いも増えた。
そして、新体制になってからの九州リーグ開幕戦。
同時期にトップに上がったメンバーは試合に出て活躍していたのに、自分はベンチでずっと試合を見ていた。
「やっぱり」そう思った。
自分より他の人がジンガでプレーしておいたほうがもっと上手になっていたのでは、自分はトップやジンガを先に経験してプレーして本当によかったのか、トップに入れるほどの実力はなかった、ずっとそう思っていた。
試合にも出ないのに、交通費を払って九州の各地に行くとか、どうせ試合に出なくてもチームは勝つからというフットサルに対してマイナスな感情しかなく、辞めたかった。そして、そうたさんにも辞めますという連絡をしたが引き留められ、もう少し頑張ってみようと思って続けることになった。
そんなことがあって迎えた、2度目の九州大会。
東海大戦ではベンチに入ったが、試合に出た瞬間自分の底辺エラーで失点。一番やってはいけないことをした。
その後は試合にもベンチにも入らず、応援。そうなるだろうとは思っていた。先輩たちやみんなは「勝ったからいいやろ」と言ってたけど、メンタルが異常に弱い自分にはダメージがすごかった。
チームの結果は予選敗退。
正直、院生もいるし、4年生もいるから負けないだろうと勝手に思っていた。そんな人任せな思いがダメだったのではないかと思う。
このような二度の九州大会を終えての自分自身の現状は、プレーも気持ちもマイナス状態、ギリギリでトップにいる選手だと思う。
直近の九州リーグ、大学リーグも試合には出れていない。練習でもいいプレーがない。とても厳しい状態だと考える。
もうやめてしまいたい、そうも思っている。
それでもフットサルを続けるのは、フットサルが好きだし、楽しいって思える瞬間があるからだと思う。
ずっとうまくいかないけど、1つ良いプレーをしたとき、点を決めて、みんなと喜んだとき。
よく考えてみたら、好きとか楽しいって思える瞬間はたくさんあって、マイナス状態になっているときはそれに気が付かなくなっているだけだと分かった。
これを踏まえて、自分の今後の目標を「フットサルが好き、楽しいということをプレーで表現する」にしたい。
抽象的かもしれないが、今の自分にはぴったりな目標なのではないかと思っている。
フットサルのその一瞬をみんなと味わえるように、きつい練習や試合を頑張っていきたい。
最後に、フットサルの練習や試合に取り組める環境があることに感謝しながら、これからも活動していきたいと思います。
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