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スポーツに関わる人として


今回のnote企画は、2年生。FORZA2年目を迎え、2度目の九州大会を終えた彼らが何を感じ、これからどう行動するのか、そんな彼らの思いが綴られています。ぜひ最後までお読みください。

6人目はマネージャーの #86 大町 心雪 です。


「マネージャーになってくれる人探してる!」FORZAの部員の一人に言われた。

「探しとくね!」

そう返事したものの、誰も見つからない。
バイトやサークルで日々が充実している人が、周りには沢山いた。

それに比べ私はとりあえずバイトに行き、暇な日は疲れ果て無言になるまで永遠に遊んでいた。

そうやって適当に一日一日を過ごしていた私の生活は、ある意味で毎日充実していた。

が、周りと比べたとき

 “私ってなんか、みっともないかも”

そう思った。

そのことをきっかけに、適当に過ごしているだけの生活をやめてみようかな!!という考えになった。その結果、こう返事することにした。

「私が見学行ってもいい?」


「フットサルは最後の最後まで勝敗が分からないから、最後の最後まで楽しめるの!!!」

彩華さん(3年MG 立石)が言った。

ええええええ!!!それドキドキするやつじゃん!!私も見てみたい!!

そう思い、フットサルに興味を持った。
その後3回ほど見学に行き、マネージャーとして入部。

私の話にはなるが、私は小学生から高校卒業まで部活をしていた。

ライバルに負けないために必死になって、泣きながらも練習をしてきた過去がある。
勝負に勝てなかったとき、その原因は何か、家で直立させられガチ説教をされていた。

しかし、ある時突然集中力が切れ、全てがどうでもよくなり努力を辞めた。

それに対し、厳しかった父に“今、部活を続ける理由は何?”と聞かれた。

私は迷った結果、
「友達作りのため」

そう答えた。

 
『大学日本一』

これはFORZAが掲げている、とても大きな目標だ。

どんなに大きな目標であっても、口で言うのは簡単だ。

しかし『大学日本一』を実現するため、自分にも厳しく仲間にも厳しく、部員全員が同じ気持ちで練習に励んでいる。
できないところがあれば、何度も何度も繰り返し練習を重ねる。
そして分からないところがあれば戦術ボードを使い原因を追及し、体現するまで努力を続ける。

勝つために先輩後輩関係なく一選手として刺激を与えながら、日々の練習に取り組んでいるのだ。
 
私のように友達作りなんて呑気でいい加減な気持ちではないことに、惹かれた。

練習中の選手の表情はとても真剣で、集中している。
そして強いオーラを放っている。

しかし、練習が終わると面白くて優しい大学生になる。

何が言いたいかというと、FORZAの選手はオン、オフの切り替えがはっきりしているということだ。
 
私は大学の関係で休日に行われている大会にあまり行くことができなかった。
全国大会出場を決めた九州大会にも行けていない。

選手のサポートをして、頼られて、得点を決めた瞬間を近くで見たいのに!!
 
しかし!!8月に行われる全国大会に帯同する!!ワクワクする!!
マネージャーとして九州大会飛び越えて突然の全国デビュー。✈

全国の舞台では私の見たことのない、今までとはまた違った選手の真剣な表情が見られるだろう。

楽しみだ。


「大学日本一」=「大学日本一のマネージャー」

選手は多くの人に認められ、高く評価されるだろう。

それはマネージャーにとってとても嬉しいことであり、誇らしいことでもある。
FORZAという存在が多くの人に知られれば知られるほど、いつかマネージャーも選手と同じように評価される時がくるだろう。

その時は高く評価されたいなああ!

そのためにも今の自分の行動を見直し、改善すべき部分は改善しなければならない。
 
マネージャーは選手がいるからこそ存在する役割だ。
だからこそ選手には沢山頼られたい。沢山力になりたい。

選手のためなら喜んで動き続けることができるのだ。

私の理想は“選手とマネージャーが互いに必要とし、信頼してもらえる関係を築く”ということだ。

これもまた目標を立てることと同じで理想を立てることや持つことは誰にでもあることだ。
理想と現実を一致させることは難しい。


しかし、選手のために何ができるか、今とるべき行動は何なのか。


まだ部活に入部して間もないがこれから必要不可欠な存在になれるようにマネージャー業務に努める。


FORZAのマネージャーとして「大学日本一のマネージャー」となれるように。


私は頑張る。
 

#86  大町 心雪(おおまち こゆき)
学年:2年
学部:長崎純心大学 人文学部地域包括支援学科
出身県/出身校:純心女子高等学校/長崎県

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