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生活にフットサルがあるという幸せ

広報企画「卒業生note 2020」
この3月で長崎大学フットサル部FORZAを去る4年生が、自らの想いを綴ります。
初回は、決して大きくない身体で、FORZAの最前線でピボとして戦い続けた、#3 岩崎 弘裕です。
どうぞ最後までお読み下さい。

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4年 #3 岩崎弘裕です。

卒業生として自分の考えを綴る機会をいただいたので、フットサルを通して感じたことを書かせていただきます。

まず初めに。

自分は、4年生の6月末、大学選手権の九州大会を機に、フットサル部を辞めました。
大学生活が残り少ない中で、これまで通りフットサルだけに打ち込むことに、嫌気が刺してしまったからです。

大学生は、人生の中で一番、自由な時間があり、フットサル以外にも楽しいことが数多くあるはずです。
それなのになぜ、こんなにも多くの時間をフットサルに割いてきたのでしょうか。

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周りからの誘いを、何度断ったのかわかりません。
次の日の朝に練習があるから。
試合があるから。

本当は遊びにいきたかったし、飲みに行きたかった。

フットサルのプロを目指していたわけではありません。
就活の面接で有利になったのかというと、そんなこともありません。

フットサルという競技そのものは好きですが、それだけの理由なら、絶対に1年生の頃に辞めてサークルに入ったはずです。

なぜフットサル部だったのか。なぜ4年まで続けることができたのか。

離れてようやく気付きました。

自分は、フットサルを通じて出会えた数多くの仲間が大好きです。
そんな仲間と切磋琢磨すること。
練習、ラントレ、筋トレ、ミーティング、勝った喜び、負けた悔しさを共有すること。
フットサルで仲間と得られる感情、フットサルがある生活が本当に大好きなんだと。

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フットサル部を辞めたこの半年間、思い出すのはフットサル部のことばかり。

県リーグ1部に上がるための入れ替え戦に勝利した瞬間
九州大学リーグで優勝した瞬間
延長戦でも決着がつかず、PK戦で勝利し、全国大会行きを決めた大学選手権の九州大会
ベンチからの指示が聞こえないほどの応援の中で試合をした全国大会
関西の強豪を次々倒して準優勝した神戸カップ

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すべてが感慨深く、一生忘れることができない思い出です。

試合だけではありません。
遠征中の移動、飲み会、ミーティング、松山陸上競技場でのインターバル走、練習日以外の筋トレ、朝6時半からのトレーニング、試合に負けたときの真央(#10 高野)と秀介(#15 園田)との反省会。

それらを思い出すたびに、後悔が募ります。
大学生活最後までフットサルを続けるべきでした。

そんな後悔の中、GiNGAの志武輝さんから連絡をいただき、今の自分の気持ちを話し、改めて春からGiNGAでプレーすることになりました。本当に感謝しています。

久しぶりにFORZAの練習にも参加しました。

以前と変わりなく自分を受け入れてくれた奏太さんや後輩達、本当にありがとうございます。
わかっていたことだけど、やっぱりみんなとするフットサルはとても楽しかった。

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自分が後輩たちに一番伝えたいことは、大学生活最後まで、フットサルを続けてくださいということです。
自分には幸運なことに手を差し伸べてくれる人がいたけれど、一度離れると、後悔しても戻ることができません。
皆がフットサルの練習やそれ以外でFORZAのメンバーと共にしている時間は、辞めると一瞬で無くなります。

自分と同じ思いを、今残っているメンバーにはしてほしくありません。

最後に。
奏太さんと柴けん(#4 柴田)さん、今後も迷惑かけると思いますが、また一緒にフットサルが出来ることが、心から嬉しいです。

これまで通り、厳しくご指導よろしくお願いします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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