諏訪探訪記(後編)
前回の続き
諏訪湖のほとりで晩酌をキメてから宿へ戻ったよ。
翌日、朝風呂&朝食を済まして出発。
上諏訪駅には足湯があるが、時間外のため入れない。開いてる時間でも人が多いから入ったことないな。
いつもなら諏訪大社の下社をまわるところだが、今回は他に気になるスポットがあったのでそちらへ先に向かう。
お ま た せ
い つ も の
完 全 変 態
岡谷蚕糸博物館、ここでは蚕とシルクの展示が見学できるのだ。(ここで「解雇」とかいう不穏な誤変換が起きたのは秘密)
ちなみに完全変態は生物学用語だからな!勘違いすんなよ!
エントランスには蚕のぬいぐるみ、きゃわたん。
通常の製糸工程では一旦加熱した繭を保管しておくが、ここでは保管の必要がないため生の繭をそのまま茹でるそうだ。新鮮!
建物内は展示エリア・工場エリア等に分かれていて、工場エリアに入ると蚕が煮えるいいにおいが漂う。お腹が減ってくる(感想には個人差があります)
実際に繰糸機を回して糸を取る体験もできるぞ。(読みが「そうしき」だから不穏なry)
女工さんの労働環境についての資料。あゝ野麦峠...
「糸口」という言葉の語源なのかな。
ヤママユガから作った糸、天蚕糸(テグス)。
遺伝子改変によって着色や発光する糸等もあった。こういう倫理的にアレな研究ほど面白いよね。
生サナギにもさわれる。たべないよっ!
食べないと言ったな、あれは嘘だ。
サナギの味はというと、味付けが濃くて蚕そのものの味はあまりわからない。においも特に感じないが、工場に充満したにおいのせいで鼻がなれてしまったのかもしれない。
マジのサナギ以外も見た目がアレなやつが多く、悪ノリみがあってよい。
ふれあいルームでは生後7日の幼虫に会えた。こっちはほんとにたべないよっ!そもそも体長数ミリだし、小さすぎて食べても味がわからなそう。
そんなわけでだいぶ満足して博物館を後にした。
そんで下社もまわったんだけど(ついでみたいに言うな)
普通のスポットは割愛する(おい)
ちなみに割愛も養蚕用語が語源で(蚕はもういいよ!)
春宮の近くの慈雲寺を勧められたので初めて行ってみた。
人も少なく、紅葉がはじまっていて趣深い。
(滞在していたときはまだ10月だった)
お昼は桜三昧。
馬もつは初めて食べたけど、牛とあまり変わらないかな。
他にも諏訪湖でスワンボートに乗れたり、町中にも足湯があって楽しい。是非また訪れたいと思う。
それじゃあバイバイ、またね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?