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本当に優しい人

優しい人で在りたいと常々思う
でも一体優しい人ってどんな人をいうのだろうか?

こんな出来事があった
ある食事会でのこと
参加費5000円での飲み放題。時間は2時間。
ある参加者は食べれない食材があるから。
ある参加者はファスティング中だから。
参加を迷っていると
取りまとめをしている私のところに連絡があった
(正確に私のところに連絡があったのは後者の方だけだが)
だから?
である
食事会があるのは前々からわかっていること
食べられない食事があるのは今に始まったことではないし
ファスティングは計画的に行えばそこははずせるはず
それを私に言われても・・・
たぶん単品注文を認めて欲しかったんだと思う

私はそれはフェアではないと思う。
個人のグループでの開催ならばまだしも団体で出欠をとっての食事会だ
きっと他にも食べれないものがある人はいるだろうし
もしかしてファスティング中の人もいるかもしれない
みんな同じ条件のもと参加を募っているのだ
そこに賛同できないのであれば欠席すればいいだけのこと

けれど
とりまとめの私では話にならないと思ったのか
その料理店の関係者に直接連絡をしたようで
その関係者の方から
単品で注文してもらうことになったからと連絡がきた

なぜか
後日、その関係者の方は
その人たちから
〇〇さんは本当に気遣いが出来る優しいひとだ💛って言われていました

そうなのか???

と、いう事はさしずめ
私は融通のきかない頑固な人
優しくない人という事になるのだろう

本当に優しいとは難しい

その関係者の人は
好き嫌いのあるその人を気遣った
ファスティング中のその人を気遣った

わたしはというと
ルールに基づいて正当な手段で申込をした人達を
気遣ったのだ
少数の特別扱いを認めることで
その他ルールを守っている人たちが
許容している我慢を無視することを
私は優しいとは思わない
参加者の中には
好き嫌いがある人もいるだろう
お酒が飲めない人もいるだろう
たくさんに人に挨拶をして食べれない人もいるだろう
参加を決めた人たちは
それでも参加したい
そう思ってくれた人たちだ

むしろ
私はその関係者の人のことを
気遣いの出来ないかっこつけの自分本位な人
そんな風にすら思う

たとえば
私がいち参加者の立場から
今の話を聴いたとき
取りまとめをしている人のことを考える
全員がスムーズに参加できるように手を尽くしているだろうに
大変だね・・・と
会計をする立場の人のことを考える
団体での食事の中、個人での清算を考えなきゃいけない労力を
そこを考えて
それでも5000円払ってその会に参加したいと思ったら
その5000円は全く惜しくもないし
食べれないものは食べれる人に食べてもらえばいいだけだと

でも残念ながら
私がとりまとめ役だったからそれを言うと角がたつのだ笑

本当に優しい人は誰なんだろう?
本当に気遣いを出来ている人は誰なんだろう?

モヤモヤして
悲しくなって
空しくなった出来事

本当に優しい人になりたい

きっとそしたら
こんなことにも打ちのめされないはずなのだ


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