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DX検定にトライ

「DX」
「DX」

社内外でこの言葉を聞かない日はありません。
自分も漠然とは分かるのですが、どうやら漠然では駄目なことも分かってきました。

自分のなかで…
ブランディング、Webライティングと、今後求められそうなことについてはまず広くインプットするところからはじめていて、「理念・ビジョンと一貫したブランディングを軸として、WEB(MA含む)を活用したライティングスキルを身につけること」を自分の核にすべく動いていましたが、今回のDX、どうにもこうにも避けることはできなさそうです。

一番驚いたのが、小5の子供の教科書に取り上げられていること。家で子供が音読していて知りました。そしてプログラミングにおいても学びが始まるのだとか。こういう若手が出てくる中で、「このおっさん、全然分かってないよなあ」って笑われるのは避けたいところ。

というわけで、今後注目される可能性が高まるであろう「DX検定」に挑戦することにしたのです。10月上旬のことでした。試験+Eラーニングが学べるプランを選択しています。


そもそもDX検定ってなんぞや?

DX検定について、公式WEBサイトでは以下のように記されています。

これからの社会の発展・ビジネス全般に必要な、デジタル技術によるビジネスへの利活を進める人財のために、毎日爆発的に増加するバズワードを確かな知識にする、先端IT技術 トレンドとビジネストレンドを幅広く問う知識検定で、2018年7月に創設されました。

過去5回開催されており、今回で6回目のようです。開催は1月の下旬。
1,000点満点で800点以上を取ると「プロフェッショナル」として認定されるのだとか。しかし合格率2%という超狭き門。その下の700点〜799点「エキスパート」も合格率15%前後っていうのだから、これも容易ではない。
699点〜600点「スタンダード」で25%前後。大体分かりました。志を高く、要は点を取ればいいわけですね。うん。


いきなり試練、2ヶ月間何もできず

時間は皆平等のもの。そして時間の使い方の達人になることが、成功するためには重要であることも学んでいます。しかし、申込みした矢先に0→1、いや0++→1という、なかなかの状況が舞い込んだことで(その時の状況に触れた記事は以下参照)、試験のことを考えたりすることができなくなりました。

在宅勤務になってからは平日の家の家事全般を担っていましたが、ガストのデリバリーの頻度が増加、頻繁に模様替えをする、着る服がいつも同じ、身だしなみが酷い…次第に家事どころか自分のことすらままならなくなったことで、妻も異変を感じたようです。1・2度代わりにやってくれたこと、かなり助かりましたね。
(妻は自分以上に激務な仕事をしているので、1回の価値がすごく意味があるのです)

すみません、ちょっと逸れてしまいました…
改めて振り返っても、全ては自分の力不足、これに尽きるのですが、結果として申し込んでからこの記事を書くまでの期間、何も勉強ができず。いきなり大きな痛手なのですが、終わったことなので悔やんだって後の祭り。もう昨日に手を振って、前を向かなくてはと。そういう気持ちになることができたので、こうしてnoteと向き合っているわけです。


目指すはエキスパート、そのための勉強方法

前述の通り、試験は1月下旬。約1ヶ月しかありません。
プロフェッショナルを目指すにはあまりにも無謀であるということは誰でも分かります。だからそこに目標を置くことは断念します。

正直エキスパートも相当なハードル。けどこのあたり、ある程度の志も必要なので、ここを目標に設定します。

勉強方法ですが、公式WEBサイトには以下のように記載されていました。基本はこれに沿っていくことになりそうです。

まず、学習シラバスを参照し、どのような用語が出題されるのかを見てください。 知っている用語、知らない用語がそれぞれあると思いますが、 知らない用語が多くても気にする必要はありません。スマホやPCでインターネットで調べて意味は、 利用例などをひとつずつ調べていってください。知らない用語であっても、 調べることで知っている用語になり、何回か繰り返して調べることで、理解が深まります。 これを毎日数を決めて実施し、試験までに何回か繰り返してください。
検定準拠のeラーニングや、参考著書。 eラーニングや推薦図書に紹介されている用語は重要用語なので、しっかり覚えてください。 DX検定では広い範囲から多くの用語が問われるので、教材だけでなく、 日々インターネットやニュース等で用語を調べることが高得点を得るコツになります。

学習シラバス見て、速攻感じたのが、試験範囲の広さと聞いたことのない言葉が多いこと多いこと。
準推奨書籍は7冊あったのですが、時間がないので以下の3冊に絞ることに。amazonから中古で買いました。これらを辞書にEラーニングをひたすらやっていきながらインプットしていこうと。

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そして本をざっと流し読みして思うのは、決して古い本ではない(1年くらい前)のに、その本の内容すら一部古い情報?と思うようなところがあったこと。これについても上記に書いてある通り、日々の情報収集が重要になるわけですね。というわけで、書籍の目次やシラバス記載のキーワードをGoogleアラートにDX要素をまんべんなく登録。毎朝6時にインプットすることにします。けど、これは試験勉強に限らず今後も必要ですね。

FireShot Capture 003 - Google アラート - ウェブ上の面白い新着コンテンツをチェック - www.google.co.jp


やばい、自分知らなさすぎる…Eラーニングをやって衝撃

Eラーニングもまさかの有効期限があり、1月6日で終わってしまうことが判明。慌てて始めたものの、笑えるくらい分からない問題だらけ。いつかのWebライティング能力検定の日本語以上かも。正答率約30%という情けない結果に。すべて4択だったため、運良く正解した問題もあり、自信を持って答えられた問題に限ればさらに正答は減ります。

さらにこの試験、60分で120問の問題に答える必要があり、つまり1問あたり30秒。悩む時間もありません。今回のEラーニングは1問に数分考えた問題もあるわけで。本当にやばい結果です。

総じて用語の理解が全くできていないのと、そして、世界に目が向いていないなということが原因ですね。特に世界に目を向けたときに、本当に知らないことだらけで、こんなのが本格的に日本に侵入してきようものなら、本当に日本は侵食される。そのレベルはいつかのAppleのiPodなど比にならないことにあることを改めて痛感しました。

DX自体がまだまだ日本国内に浸透していない状況、自分以上に知らない人も多いからこれでいいやとはとても思えません。やばいと言うか、むしろ今気づけて良かったとポジティブに考えます。


清原和博さんの挑戦に勝手に刺激を受けて、自分も頑張ります

最近、元プロ野球選手の清原和博さんがYouTubeチャンネルをはじめ、最近以下の動画を投稿していました。

自分が小学2年のとき、コロコロコミックで連載されていた「かっとばせキヨハラくん」。当時西武ライオンズの試合をテレビで見ることは容易ではなく、オールスターや日本シリーズで見ることが多かったのですが、清原さんの活躍は本当に衝撃でした。

その清原さんとKKコンビと言われていた桑田真澄さんは、読売ジャイアンツにいたということもありテレビで見ることも多く、ブツブツ言いながら投げる姿が印象的。自分が野球をはじめたきっかけに清原さん・桑田さんの存在があったことは言うまでもありません。

少年野球の試合でも、清原さんの西武時代の応援歌を使ったり、友人と野球するときも、バッターボックスに入って一瞬キャッチャーの方に目向けるしぐさを真似するなど、僕たちのヒーローでした。

色々あったとはいえ、そんな清原さんが再び「ホームランを打ちたい」という挑戦をYouTubeという全員が見られるメディアでされたことは個人的に大きな意味があるのです。

清原さんに比べたら、自分なんてどんだけ小さいか。そして50歳を超えた清原さんがこんなすごい挑戦されるなら自分も頑張らないとって超勝手に刺激をもらって、やり抜こうと思います。

※以下の通り、この記事の文字数はこの注釈を除き「3333文字」です。
(3は清原さんがPL学園時代と西武ライオンズ時代に付けてた背番号)

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※2021年1月24日追伸
本日試験がありましたが、見事に「惨敗」でした(涙

60分120問では埋めるのがやっとで自己採点もできませんが、目標としていたエキスパートは厳しそうです。

敗因は対策の的が大きくずれていたことと準備不足。
自分はeラーニング中心にやってきましたが、その時点でダメでしたね。

数年間の時間軸でいかにして世界・国内…あらゆるDXに関する情報をこれでもかという位に吸収し続けるか。こっちを徹底的にやらなければ相当難しいなと痛感しましたし、そこが、従来の資格とはちょっとどころか相当違っている点です。

DXをもっともっと追求するとともに、仕事として実践している方でなければ相当厳しいでしょう。

そして準備不足…約1ヶ月でできるほど甘くはなかったです。
でもこれを受け入れたうえで、これからをどうするかかなとも思うので、気持ち切り替えます。

この試験の最大の学びは1つだけ。
「DXは国内外で日々すさまじく変化・発展しているということへの強力な気付き」。これだけですね。

次回も試験があるようですが、再度受けることはないでしょう。それよりも自分なりに必要なDXはに関する情報へのアンテナ貼ることが重要だと思うので。それが習慣化すれば、この試験を受けた意味は十二分にあったと考えます。


WEBディレクター5年、WEBプロデューサー3年、WEBアドバイザー(コンサル)3年を経て、現在は自社部門のWEBマスターをしながら、デザイン、ブランディング、動画編集スキルなどを勉強中のゼネラリスト。