防衛問題

日本が戦後処理をまじめにやっていれば。
今は中国とも国交の正常化が出来ていたと見る。
戦後中国とは、
冷戦という障害は大きかったが、交渉するチャンスがあった。
今勝共連合の事を知り、私の持ってた疑問の一つは氷解できるかもしれない。

よくよくドイツと日本の差が比較される。
ドイツは戦犯は戦犯として決別した。
日本は戦犯を英霊として祀った。次に戦争の正当化まで大っぴらに行うようになってきた。

日本人がA級戦犯は外国人が決めたものだとのたまって本当は戦犯と言っても、実際に戦争は起こして、戦争を遂行する中で犯罪もあったトップが責任を取るのは当たり前。731部隊のトップなどの例外を作ってしまった事もまず論外だが。
日本が起こした戦争を正当化しようとするから、西洋を含めた諸外国から見れば、日本が戦争をした責任逃れをしてると思われるのは当然。
自分たちが正当性を信じたとしても、対外的にも戦争を正当化していったら被害国が憤るのは当たり前だのクラッカー。

実際に中国に戦争を仕掛けてその国土を焼いたんだから、なぜか忘れてたよ。普段意識しない。八月は日本の終戦記念日として大体は広島 長崎 玉音放送と国内の被害を強調する。
その陰で中国、韓国への侵略を忘れていった。
日本が原爆を受けたがそれ以上の攻撃を中国で行ったことを忘れている。
その上で中国の反対を知りながら靖国に参拝する。国粋主義者はそれを煽る。それが挑発行為であると知りながら。

実際的に世論は靖国を重視しない一部過激派が参拝してもしなくてもプロパガンダに利用するだろうが。
一番のいいのが靖国参拝しない事を国内メディアが記事にしなければ何も問題にならないという事だが、
確かに反共の連中である勝共連合や日本会議はニュースに流して、靖国参拝しない事を国内で問題とさせることで中国を煽る事もするだろう。

それらの点は統一教会と勝共連合のプロパガンダは成功している。

反共勢力が戦後から続けてきた作戦を継続しているか。

ODAや円借款は日本の利益にもする意図があるから、それは戦後賠償や謝罪の代わりにはならない。

結局のところ日本は戦争の責任を取らなかった、うやむやにして今の日本の若者は侵略戦争の重みを知らない。
大陸から引き揚げてきた兵隊が何も語らなかった事、そりゃ犯罪を吐露する事はできないだろうが、全員ではないにせよ狂気があったのは分かるんだからどの程度の狂気があったのか、残してほしかった、残ってるのかもしれない。
しかしこれは言うまい。

日本に情報公開法のようなものがあれば、政府の行った事はつまびらかになって、それに基づいて判断と行動を変える事もできたはずだ。

書類を焼いてる場面があるが、まぁ最悪だろう、今の自民党が行ってる情報隠蔽と同じだ、自分に都合が悪いことを隠す嘘をつく。
それがあるから発言も信用されなくなる。


右翼の間でも意見が割れている。日本人がどんどん歴史を忘却していく。どんどんバカになっていく。

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