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笑う門には福来る


これが私の座右の銘のひとつ。
小学校の低学年の頃か、その前かは定かでは無いが、もうその頃には漫才ブーム。

日曜日の夕方には窓を開けておくと全家庭から『笑点のテーマ』が流れる。音量を0にしても聞こえてくるくらいに。

子供の頃はやはりキクちゃんかこんぺい派だったが、ちょっと大人になったら小遊三の面白さを知る。

私の話の『間』のお手本になったのは、思い起こせば多分「ビートたけし」

おぼんこぼん、オール阪神・巨人、太平サブローシロー、B&B、ザ・ぼんち、紳助・竜介、等など。

今思えばものすごい人達がまだ若手と言われる頃。漫才に釘付けになっていたけど、中でも私は「ツービート」が大好きだった。

今みたいに、コンプライアンスがどうだとか、そんな細かい事を言われなかったというのもあり、かなり際どいネタもあったはず。

内容を全部分かるはずもない子供時代に「面白い」と感じたのが、絶妙な『間』なんじゃないかと思う。

話が上手い人というのはこの『間』のとり方を知っている。
ひたすら喋って「俺、面白いでしょ!」感を出す人で本当に面白い人を見たことがない。

言葉少なにボソッと絶妙な『間』で粋なことを言う人を見つけると「お宝、見っけ!」とテンションが上がってお近付きになる。

前夫はこれに当てはまる。

円満離婚

28歳で出会って2ヶ月で入籍(デキ婚)
お笑い好きで、面白いやつだ。

友達が「新潟には面白いやついないんだから。アレにしときな。逃したらもう誰もいないよ。結婚しとけ」と言ったので「じゃあそうすっか。」と軽く結婚してみた。

4歳下で実家暮らしの前夫は、何も出来ない、やらない感丸出しではあったが、私が一通りのこと(力仕事とか。障子貼りとか)出来るからいいか。と思って。

まあ、そんな男とも昨年離婚したわけだけど、最後も面白かった。

2023年8月15日朝
WAKU「ちょっと、これ、書いて。名前だけでいいから。ハンコもいらねんよ。今」
前夫  「へぇ!あっさりしたもんだねぇ」
WAKU「今出してくっから。明後日引っ越す」

前夫「急だねえ。ちょっと、ちょっとちょっと!洗濯のやり方教えていってよ」
WAKU「まず、電源を入れる。ここ。洗剤はここにある。キャップに線ついてるから。見ればわかる」

前夫「会社の人にさあ『ハッピーロード』勧められたんだけどー」
WAKU「‍wwwなんでハッピーロードよ(笑)高いよ。」
前夫「その人が離婚してハッピーロード入ったっけ、『うちもそろそろあぶねんスよ』って言ったら『ハッピーロードいいぞ』って言ってた。実績あるんだって!」
WAKU「金あるから良いんだけどさ(笑)マメにならんと相手にされねーよ。頑張れ。じゃあまあ、出してくっから」

と離婚届を持ち、市役所へGO。
もう、面白すぎるだろ。早く言いたい。このネタ‍www
と、ソッコー友達に話したら爆笑(笑)

翌週の町内の公園清掃の時に
「嫁と猫が逃げた〜」と近所の人に言っていたらしく、男の人達が笑っていたら隣のおばちゃんに「笑い事じゃないんだからね!!」とこっぴどく怒られていたそうだ(近所の人談)

2000年の8月に結婚式を挙げてからちょうど23年。「離婚したよ」の一言に、私の友達には「おめでとう!待ってたよ!」

結婚生活には面白いだけの男ではダメなのだということを、身をもって証明してみた(笑)
(あ、仕事はちゃんと行ってた。努力は嫌いだけど。褒めてみた。)

12年前から準備してたんだけどねぇ〜!
離婚届♡

幼なじみ男子たちには「おっかね〜(怖い)!気をつけないと、、、」と教訓になったようだ☆

『楽しく離婚する方法』のセミナーでもやろっかな?自己啓発に対抗して♡

本日も笑っていただけたら何よりです(˶ᐢᗜᐢ˶)



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