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人生の調理法
ちょっと、たまにはスピリチュアル感を出して8Links所属感を出してみようかとね。
【宿命と運命】
まだ世の中がこれほどまでに「スピリチュアル」という言葉を知らない頃から「これだよ、これ!私が求めていた答えは!」の答えをくれたのが江原さん。
【オーラの泉】をリアルタイムで見て、さらにビデオも見る。最初、あんまり信じてなかった太一くんがどんどん変わっていくのが面白かった。美輪さんと江原さんの掛け合いも楽しくて。
美輪さんの「前世はピカチュウなのよ」が大好き♡てか、全部大好き♡
自分と向き合う
7年ほど前に、本気出して自分と向き合うということをやらざるを得ない状況がやってきて、藁をも掴む思いでブログやらYouTubeやらを見始めた。
江原さんを検索したら、あらゆる「スピリチュアル」的な情報がオススメに上がってきた。
それまでYouTubeすら見た事がなかった私は「なんでオススメられるん?勝手に。」と、なんかヤな感じ、と思いながらも「オススメされたから見てみるか」と色々と見てみた。
すっかり弱々しく、毎日泣き続けていた私には色んなスピリチュアル情報が優しく感じた。優しいというか、甘い。本当のスピリチュアリズムというのは結構厳しい。
数年見慣れてくると、自分自身もちょっとずつ成長を遂げているだけあって見抜けるようになった。
宿命は『素材』 運命は『料理』
これは基本中の基本で、江原さんの本の最初にほぼ書いてあると思う。
昨日も料理をしながら、これを思っていた。てか、毎回料理をしながら思う。てことは、毎日思っている。
持って生まれたもの「生まれた場所▪性別▪人種▪病気」など、自分で決められない【宿命】が食材。「調理してできた料理」が【運命】
ということで、【運命】というのは自分の調理次第で美味くも不味くもなる、という例え。
とてもわかりやすい。
で。ほぼ毎日そんなことを考えながら料理を作っていると、気づいたことがある。
私、新鮮な素材はそのまま食べたい。
色んな味をつけたり色んなものを混ぜたりしないで、シンプルに。
地元に帰ってからは農家の友達から採れたての野菜をいっぱい貰う。
貰ってすぐ、きゅうりは板ずりして味噌つけてそのまま食べる。
残ったものは塩麹につけておく。
料理を作ることは大好きだから、やれと言われたらなんでも出来る。でも、素材が良ければそのまま食べる方が断然上手い。
自分の人生も、そうだな。って。
料理歴45年▪人生52年
料理を始めたのが小学2年生くらいで、5年生の時から、土曜日のクラブ活動の時のお弁当は自分で作った(土曜は午前授業)。
中学▪高校生時代は、テスト休みで部活がない日は夕食は私の役目。
かれこれ料理歴45年。師匠レベル。
師匠になるまでに修行を積む。
修行のやり方は千差万別。
レシピ通りに繰り返し同じものをきちんとできるようになるまでコツコツ積み上げる人。
人から指導を受けて教えてもらいながら覚えていく人。
完全に覚えた基礎を元にオリジナルを作っていく人。
そういう人が作った料理はインスタ映えする。ちゃんと美味しい。お店の味じゃん!ってなるやつ。
私はそれができない。どうしてもオリジナルにしたくなる。
とはいえ、学生の頃はちゃんと料理本を見ながらやった。誰も教えてくれないから。基礎はちゃんと覚えてはいた。
とりあえずやってみる
高校二年生くらいの頃か。
テストで早帰りだった時に母から家に電話が来て「向かいのお父さんがアジ釣ったの持ってくるから、捌いておけ」
という司令が来た。なんだと?捌いたことなんてないけども?
なんて一言を発する暇もなく電話は切られた。やらないままにはしておけない。やらなきゃ怒られる。やっても怒られたけど。
必殺『土井勝先生』の分厚い料理本の「アジの捌き方」を探しあてよく読む。
読んだからとて、やったことが無いものは上手くいくわけがない。しかも小アジ。
やればやるほど食べるとこがなくなっていく。あ〜絶対怒られる(TT)怖いよぉー!
もうヤダ〜!と泣きながら終了。
「食べるとこないわ」と怒られたけど、さすがにこの時ばかりは「しょーがないでしょ!やったことないんだから!」と反論した。
面倒くさい?
私は面倒くさがり屋さんではない。なんなら面倒くさいと思われることをあえてやる。
でも。料理の工程でひとつだけ面倒臭い。
何がめんどくさいって、洗い物。
計量したら計量カップとかスプーン、みじん切りをブンブンチョッパーでやるとコイツらの分の洗い物が増える。
切った素材を一旦ボールに移すとか、計った調味料を入れ物に入れておくとか、そこが面倒くさい。
「これはこんなもんでいいのよ〜!」って平野レミ先生の料理のやり方が大好き♡
洗い物がどれだけ少なく済むかと考えつつ、2つのコンロを使い3品を同時進行で作り上げるということをたまにやる。
出来上がる頃には洗い物も完了させる。
この工程が好き。
「どうやって、コナすか。」
段取りよく味も納得いくものが出来たら大満足。大変よく出来ました!となる。
頭で考えて、分かってはいても実際やってたら上手く進まない。だからその都度「この前はアレでダメだったから、今回はこうしてみよう」と毎回違うことをやってみる。
私の人生はこんな感じ(どんな感じ?)
冷蔵庫の中を見て、賞味期限が近いものから使っていく。メニューは決めないで、組み合わせも味付けもその時の感覚で作る。
味見をしない(しなさい。コレは。)
見た目が悪いが味は美味い(はなかっぱのアゲルちゃん的な)
名もない料理が多いので、次回も同じものが作れるとは限らない。いや、二度と作れない。覚えていないから。
さあ、これを人生に置き換えて頂きたい。
料理は【工夫】▪人生も【工夫】
工夫の繰り返しで美味いものが仕上がっていく。思った通りに作れなかったものの方が多い。
レシピ通りに作ったとしても、写真の通りにならないこともある。
何度も何度も失敗しても、料理が嫌いだと思ったことがない。
メニエール病で苦しんだ時に、料理ができることに一番喜びを感じた。
試行錯誤を繰り返しながら調理してきた人生だけど、今は【自分】という素材を生かしたシンプルな調理法で【運命】を楽しんでいる。
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