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【エッセイ】酔っ払いの戯言

まえがき

 この文章は、1年ほど前のメモを書き起こしたものです。
 ド深夜にお酒を飲みながら書いたものですので、かなり砕けてめちゃくちゃな文章となっています。語っているのは、自分の将来について
 就活生となり、自分の未来を嫌でも考えなければならなくなりました。そんな時に見た推しのライブそこから辿り着いた欲や夢。
 
推しと出会って間もない頃の彼らに憧れた記録でもあります。

 もし今、未来のことについて悩んでいる方がいたら、是非最後まで読んでみてください。参考になるかわかりませんが、1年前に思い描いていたものを、ある程度実現させた(夢に近い世界に入った)人物の話です。


酔っ払いは語った

ほろよい半分で浸る

 4月某日の深夜、日付が変わろうとしている時間。プルタブを開けたのは、ほろよいの白いサワー。オンラインライブの余韻とお酒の甘さに浸っていた。

 まだ半分くらいしか飲んでないんだけど……既に顔は赤いし、文字をちゃんと打てているかも怪しい感じだな。若干ふわふわドキドキしている。
 とにかく今日あったこととか、それを経て考えたこととか、なんとなーくで書いていこうと思う。


本日の一大イベント(?)

 まずは今日の一大イベント(?)、ある歌い手グループのオンラインライブについて。

 語彙がなくなるくらいかっこよくて素敵だったっていうのが、率直な感想かな。ビジュもいいし、歌も上手いし、構成もいいし……個人的には何より演出がよかった。照明もだけど、カメラワークも最高だったなあ。
 メンバーカラーの色を主体に使ったり、逆にそれをストロボにして煽ってきたり、シルエットもかっこいいなって思った。やっぱり、個人を表す色があると照明で一気に世界観というか、空気感というか、雰囲気が生まれるよね。
 観客が入るとペンライトもあるだろうから、すごい光景になりそう。

 カメラは専門外だから大したこと言えないけど、アップが好き。メンクイで手フェチだから、眼福要素が画面いっぱいで普通に幸せだった(笑)。
 でも、引きで全体を見せるのも良かった。踊り方がみんな違って個性を感じたから。全身で楽しそうに踊る人もいれば、指先まで丁寧でお手本のように踊る人もいたし、照れているのか気持ち控えめに踊っている人もいたし。性格の違いが出てて、個性派揃いのグループなんだな、と改めて思った。


職業病と未来図

 こういうところに目がいくのは、もはや職業病な気がする。あるいは、演出的なところにそれだけ魅力を感じているということ。
 舞台は全体を通して軸が大きくぶれないように演出するけど、音楽ライブは一曲一曲で印象が変わることもあるから、演出の幅が大きいんだろうなあ。お芝居と違って小道具なんかをほとんど使わない分、照明って結構印象に影響している気がする。

 私が今勉強していることを考えると、技術者としてそれらに関わることは難しい。というか、ほぼ不可能だし、私自身はそれをあまり考えていない。
 舞台監督じゃなくても、演出部として携われたら、それは本望ってやつ。舞台もライブもってところはないと思っている。あっても、推しに会えるなんて夢のまた夢だよ。仕事でまで会いたいとは思ってないけど。

 欲張りというか、好奇心旺盛というか……逆にこだわりとか頓着とかがないのかな。就職して会社に入って、すっとそこに勤めていくよりも、フリーとしてあれもこれもできる方が、私の欲が満たされていく気がしてならない。リスクも高いし、とてもじゃないけど現実的とは言えない。
 でも、憧れとして、夢として、心の奥底に秘めておこうは思う。

 酔っ払いが夜風を気持ちいいという理由がわかった気がする。今めっちゃ身体が熱い。風邪ひきそうだから、流石にやりません!


あとがき

 1年前はこんなこと書いていたのに、今ではライブエンタメの仕事をしているのだから不思議なものです。人生はどう転がるか分からないということなんでしょうね。

 推しと出会って1ヶ月も経ってない頃に見たオンラインライブだったので、知らない楽曲ばかりだったんです。そのため、ライブの構成や楽曲に関する感想がほとんどありません。今思い返してもぼんやりしているくらい、本当に何気なくで見てたんですね(笑)。
 だからこそ、演劇バカの観点で感想を書いているわけです。

 メモを見返して驚く反面、一年前から変わらない自分の意志に安心しました。そう簡単には揺らがない決意なのだと、証明されたような気分です。

 良くも悪くも強欲でわがままで、お酒の弱いFoルての戯言でした。憧れのままに、心のままに、突き動かされる人生も悪くない気がします。一度しかないであろう人生、楽しんだもん勝ちじゃないですか!
 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

/Foルて

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