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【あと79日】 サウナという問題の難しさと面白さ①

今日はサウナ室の温度、湿度、フレッシュエアーのバランスをどうするかの計算(文字通り算数)をしていました。

背景はこうです。

一昔前の日本の一般的なサウナ(以下日本式):高温、ドライ。フレッシュエアーなし。
フィンランドサウナ:中高温、ウェット、フレッシュエアーあり。

だとした場合、
日本式よりもフィンランドサウナの方が気持ちいいよね、というのが最近の流れかと思うのですが、人気サウナの中には高温サウナが数多くあります。むしろ高温サウナの方が人気な気すらします。

そこで、日本式とフィンランド式を合体させて、
高温、ウェット、フレッシュエアーという組み合わせのサウナを実現できないかと、あーだこーだ考えていました。

するとぶち当たるのが、フレッシュエアーと高温を両立させるのムズイという壁です。
フレッシュエアーを取り入れるためには当然新鮮な空気を取り入れて、温まっている空気を排出しなければなりません。ここでどうしても温度が下がってしまうのです。

先日、フィンランドのサウナ設計事務所さんとHARVIAのHARVIAさんの話を聞かせていただいて、フィンランドの方がフレッシュエアーをとても大切にしているというのを、予想していた以上に感じました。

ここで浮かんできたのが、フィンランドサウナは必ずしも中高温がベストだからそうなっているわけではなく、フレッシュエアーを大切にするがゆえに、温度を多少犠牲にしているという可能性です。

もちろん合っているかはわからないし、温度、湿度、エアーのバランスに答えはありませんが、「あっちを立てるとこっちが立たないな...こうしたらどうだろう?」と数字をいじくるのが難しいけど面白い、という話でした。

とりとめないままに明日へ続きます。

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