1年目の経営計画【大学堂】
(このブログは2023年3月4日に更新しました)
早期リタイアまで4ヶ月、開業まで8か月となった。
まだ在職中とはいえ、可能な準備はやっておきたい。
高品質の情報が網羅された「個人事業主1年目の強化書」を参考に、見落としがないか事前確認を行っていこう。
☑ :完了したToDo、■:未了のToDo
§1.主要な手続き&開業準備編
1-1 ホームページは「問い合わせフォーム」があれば OK
ホームページの制作は進めておくに越したことはない。
もう独自ドメイン(cloud-formulary.com)も取ってある。
とは言え、やること盛り沢山の起業前でホームページ制作は正直キツい。
こんな風に言ってくれて気が楽になった。
1-2 ひとり会社の「法人登記」は自宅で OK
大学堂は法人ではないが、メインオフィスは自宅で間違いない。
「ネット起業」なのでノマドも十分可能だ。
1-3 「400字程度のプロフィール」&「自己紹介シート」 をつくる
私は35年目の病院薬剤師だが、「ブロガー」「YouTuber」「Twitter民」としてのセカンドキャリア、そして「DI担当歴15年」「kintoneアプリ制作歴10年」といった実績・スキルもある。
なので、現在の「専門性」はいつでも書ける。
1-4 「名刺には「事業目的」を入れる
事業目的:
クラウド型医薬品集で
DI業務の強化と薬剤師のスキル向上を図り
薬剤師不足に喘ぐ近隣施設を救う
1-5 お世話になった方々に「挨拶状」を出す
独立の挨拶は「偏ることなく幅広く」が原則。
理由は「weak ties(緩やかな絆)」が想像以上に重要らしいからだ。
開業は11月なので、開業直後の手紙と年賀状の二手に分けるとしよう。
1-6 退職する会社と「業務委託契約」のチャンスを探る
2024年に会計年度職員としての再雇用を目指すこととなる。
もちろん2次志望、3次志望の調査も怠りなく。
1-7 最低半年分の「運転資金」を確保しよ う
正直、退職金には手をつけたくない(むしろ簿外資産やNISAに回したい)。
減免制度や補助金制度を目一杯活用し、節約(固定費の削減)も頑張ろう。
創業者融資制度よりもクラファンが優先。
1-8 退職金を全額投資してはいけない
退職金の事業投入は最小限に抑える。
金額が大きいので安全性優先の投資でも一定のリターンを期待する。
1-9 「経理のプロ」を味方につけよ う
経理の知識を強化する必要あり。
最低限、帳簿は「毎日」つけんとダメだね。
1-10 大切な屋号や社名、商品名は迷わず「商標登録」
「医薬品集制作の大学堂」という屋号はともかく、「クラウド型(院内)医薬品集」は普通名詞だしオープンソース化したいので、商標登録するつもりはない(参入障壁も激高のため盗まれる心配もない)。
1-11 税務署に「開業届」と「青色申告の承認申請書」を提出する
開業直後(11月中旬)に申請予定。
§2.「最低限のツール」と「機動性のある働き方」編
2-1 PCは「万一の備え」を重視
クラウド完結型のビジネスなので問題なし。
2-2 「メールアドレス」はGmailで十分
独立後のメッセージのやりとりは「相手次第で変える」が無難らしい。
Gmailで独自ドメインが取れるとは知らんかった。
2-3 「電話」は固定でなくてOK
仕事専用電話はスマホで十分かな?
2-4 オフィスは「自宅+シェアオフィス」からはじめよ う
オフィスは9割方自宅でOK。
2-5 「銀行口座」を開設する(ネット専用でOK)
2-6 仕事用の「クレジットカード」を用意する
地方銀行+楽天カード(2枚目)で行こうと思っている。
手数料の負担が大きければネット銀行も検討。
2-7 「クラウド」を徹底的に使いこなす
2-8 「クラウド会計」を導入しよう
1年目はフリーランス協会の特典の「弥生会計」を使い、相性が悪ければ別の会計ソフトに乗り換えるつもり。
2-9 自己紹介を兼ねた「10分プレゼン資料」をつくる
2-10 「請負派」でいくか「独立派」でいくかを見極める
業態は「請負派」だが、競合不在のため独自市場で闘えるジャンル。
が、それがリスクが高いと言うなら最初は平身低頭で請負派に徹しよう。
2-11 「差別化」で腕を磨くか「独自化」で新境地を拓くか決める
自分の中では独自化路線だが、いきなりだと引かれてしまうので差別化路線も交えて攻めている。
2-12 「下請け仕事」は極力受けない仕組みをつくる
これは杞憂だと思う。
ノウハウも知らずにメンテ作業をやると月150時間を要する。
(時給2000円としても2000円×150時間=30万円/月)
そんな作業を大学堂は年50万円で請け負うのだから。
2-13 「法人の設立」は自分でやってみよう
大学堂は法人化を目指していない。
2-14 「リモートワーク」前提で、ワークスタイルを確立する
大学堂のビジネスはまさにそれ。
§3.「マインドセット」と「事業コンセプトの設計」編
3-1 「何歳まで働くのか」をイメージする
75歳まで働けたら御の字(現実的には70歳までかな?)。
その頃には蓄財して南海トラフ地震前に明石に移住てか?(ご都合主義)
3-2 会社員時代の「棚卸し」をする
3-3 「人生100のリスト」を作成する
3-4 5年後、10年後の「理想像」を描く
3-5 「やらないこと」を決める
時代遅れにならないためにも、楽しんでやる姿勢は必須。
3-6 持続的発展をもたらす「三本柱経営」の準備をする
「主力事業」は病院薬剤師(DI)業務
「収益事業」は「クラウド型」のメンテ代行業
「未来事業」は「クラウド型」を用いたコンサルタント業
3-7 先輩の「失敗例」をリサーチ&分析する
3-8 「強み」を再認識し、言語化する
「強み」=「好きなこと」「得意なこと」「顧客ニーズ」?
「まだ満たされていないニーズ」をとことん追求せよ
3-9 独自の「肩書き」を考える
「病院薬剤師だまさん@医薬品集制作の大学堂」
3-10 1分で完結する「自己紹介」を磨く
「クラウド型」で薬剤師不足に喘ぐ近隣施設の救済を目指す病院薬剤師
3-11 頼れる「専門家」を味方につける
3-12 「外注できる仕事(作業)」を見極める
メンテ作業は継続性が重要なのでオンライン秘書が好適。
3-13 「属人性」と「収益性」のバランスを意識する
まさにそれ。真似できるのに属人性は激高のビジネス。
だからこそ教える(コンサルする)のは簡単。
3-14 必要な資格は「初年度取得」を誓う
3-15 「共同経営」の誘いに気軽に乗らない
3-16 安易に「出資」を引き受けない
§4.何があってもつぶれない「ビジネスモデル」の構築編
4-1 ビジネスは「ストック型」と「フロー型」に分かれる
そもそも「院内医薬品集」はガチのストック型商品。
4-2 個人事業主は「継続して儲かる仕組み」が必要
4-3 「継続して儲かる仕組み」の5つの型
大学堂の商品は労務だが、「ほったらかし」の度合いが高い。
4-4 主力事業は顧客の8割が頼む「看板商品・サービス」を
4-5 手間暇かけても「惜しくない仕事」が本業になる
大学堂のビジネスはまさにソレ。
4-6 「付加価値」がなければ儲かる仕組みはつくれない
大学堂の強み=丁寧なヒアリング・コンサルティング
4-7 商品設計は「提供価値」に重きを置く
心理的価値 ▶ 少数顧客ゆえの手厚いサポート
機能的価値 ▶ セミナー・作業代行サービス
経済的価値 ▶ 150時間分の作業量を20時間分のコストで
4-8 「フロント商品」と「バックエンド商品」を設計する
4-9 「本業以外の収益源」を2本つくろう
4-10 将来の「主力事業」による「未来事業」を育てる
4-11 個人事業における「出口戦略」の考え方
4-12 「主要な取引先」は3社以上を目標にする
§5.仕事を呼び込み回し続ける「セールス」と「マーケティング」編
5-1 「プル型営業」の仕組みをつくる
5-2 事業内容を「コンセプト」に落とし込む
「業務改善のカギはDI業務だった」(薬局長・56歳)
DI業務という「新規性(盲点)」とノータッチという「共感性(反省)」
5-3 「ファン」になってくれそうな人をイメージする
5-4 最もお付き合いしたい「理想の顧客像」を描く
「不満」▶「価値観」▶「決め手」
5-5 オンでもオフでも「人が集まる仕組み」をつくる
コミュニティも大切とは思うが、人口が少なすぎるのが難点。
5-6 「情報発信の仕組み」をつくろう
やはりステップメール&ブログによる顧客教育が最適。
5-7 メルマガは売り込みではなく「存在証明」
開封されるメルマガ▶関係維持ネタ:売り込みネタ=9:1
5-8 動画配信からは「逃げられない」と心得る
5-9 「有料コンテンツ」を育てる
コラム投稿が先か、書籍化が先か。
5-10 相手の言い値でなく「メニュー表」を先出しする
5-11 値決めの三指標「粗利・客数・継続率」
粗利:50万/件 客数:最大20件 継続率:8割
5-12 手応えを感じたら、積極的に「値上げ」する
5-13 「売掛金」が未回収にならないルールをつくる
5-14 他業界の成功事例を「創造的に模倣」する
§6.「継続して儲かる仕組み」に参入障壁をつくる守備固め編
6-1 「継続して儲かる仕組み」を守る5つの参入障壁
6-2 法律で権利を守る【隔離】戦略
大学堂はあえてオープンソース(真似放題)にしている。
6-3 いつの時代も有効な【無関心】戦略
大学堂のビジネスはまさにソレ(簡単なのに誰もやりたがらない)。
6-4 コンセプトをずらす【ジレンマ】戦略
大学堂のビジネスはまさにソレ(大手がやりたいのにできない)。
6-5 エピソードで差別化する【ストーリー】戦略
二桁欠員でも薬剤師が育った「クラウド型」のチカラ
6-6 簡単そうで模倣ができない【コミュニティ】戦略
コンサル実績の集積と共有
§7.プライベートを含めた「賢く使う・貯める・増やす」マネー編
7-1 生活費を含めた「固定費」はミニマムまで削減する
7-2 「携帯電話」の料金プランを見直す
7-3 「生命保険」の契約プランを見直す
7-4 「住宅ローン」の繰り上げ返済はほどほどに
7-5 初年度の「確定申告」は全部自分でやってみる
7-6 過度な節税は逆効果、「納税思考」でいこう
7-7 自宅オフィスは「家事按分のルール」をつくる
7-8 経費は「月次」でまとめるクセをつける
7-9 退職金の運用は「リスク分散」第一で
7-10 「第二の退職金」のために積み立てを開始する
7-11 「金融リテラシー」を身につけよう
§8.モチベーション&スキルアップ&心と体のメンテナンス編
8-1 仕事の質は常に磨き、改善し続ける
8-2 「期待値調整」のプロフェッショナルになる
8-3 「ビジョントーク」の達人になる
8-4 「理想の先輩」を創造的に模倣する
8-5 世間や業界の「常識」を疑う
薬剤師業界は常識が実践されていない稀有な例。
8-6 定期的に「ひとり合宿」を行う
8-7 「年下」の経営者、専門家と付き合う
8-8 「座右の書」を読み返す
8-9 「教えるスキル」を磨く
8-10 「SNS中毒」に陥らないルールをつくる
8-11 「季節の挨拶」は意外と有効
8-12 一生続けられる「趣味」を持つ
8-13 「健康管理」は会社員時代の倍の意識で
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