企業所属VTuberの立場とは

芦澤サキさんの件からの雑文です。

これ以外にも様々な形での契約解除がありましたが、ここまでこじれそうなのは初めてなのではないかと。
結局のところ契約の細かいところはわからないのと、契約があったとてそれが法的に有効とみなされるかは別の話なので、これからバチバチにやりあうのでしょうね。
出ている情報から見るに、個人事業主として参画していたのであれば無理筋な内容が多いのかなとは思ってます。
まぁ、どっちももっとうまくやれよ……という一言につきますが。

さて、現状のV大手事務所二つについては、中の人が別名義で活動することが良しとされています。
※正確にいえば良しとされているかはわかりませんが、公然の秘密として中の人が活動している現実があります。
個人の意見としてはVとして活動するのであればVにコミットして欲しいです。中の人がそのままVとしてやっているスタイルがほとんどなので、中の人が活動するならそっちを応援すればいいじゃん、って思っちゃうからです。
往々にしてVで有名な人ほど中の人の配信の方が知名度も低くより近くで見れますし、キャラなのか中の人なのか境界もあいまいで、わざわざキャラの方を推す意味もわからないからです。

一方で、Vの人のマネジメントをするなら中身での活動は大いにありだと思っていますし、企業がそれを禁止しないのも合理的だなと思っています。
今回の事例では他での活動ががっつり禁止されてしまっていて、それは企業としてもマイナスかなと。
大手事務所ならいざ知らず、弱小であればあるほどバズるチャンスは逃すべきではないので企業もV側もお互いに利用しあえばいいと思います、Vは事務所経由で獲得したファンを個人のファンにしてしまい、個人が獲得したファンは箱に還元されて相互送客になるといったイメージです。
具体名は挙げませんが、現大手が大手になっていく過程でこれをうまくやったいたかなと……。

V側は大いに箱の力を使って個人としてもブランディング・レベルアップしていけばよい。
事務所側はとにかくバズって露出する、そのためには何でも使う。
そもそもルールや契約で縛るのはまず稼げるようになってから、社員を食わせられるようになってから。
そんな距離感でやってくのがいいんじゃないかなと思いました。

ぶいすぽ擁するbrave groupには今注目も集まっている一方で色んな問題が出てきています、もちろん過去にあった問題のこともあります。
そんな中でやっぱり本質的には変わってないのかなぁと思ってしまったのでちょっと書きたくなりました、そんな内容です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?