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中国が生み出したモンスター、巨嬰と巨嬰症【ダイジェスト版】


中国人と巨嬰

「巨嬰」とは大きな赤ん坊の意味で、身体は大人だが頭は子供どころか赤ちゃん並みという、現代中国を表す病癖の一つとなっている。

中国のある作家は、ある本の中でこう述べている。

「中国人の精神年齢は1歳にも満たない。
自分の老いを当然と考え、大人になることを拒む中国の巨大な赤ん坊が多すぎる。
肉体年齢はすでに大人だが、精神年齢はまだ赤ん坊のままだ。彼らはいつも親や社会に自分の要求を求め、他人の気持ちを考えず、常に自己中心的である。
ひとたび要求が満たされないと、離乳していない赤ん坊のように、はしゃいだり泣いたりする。

作家 呉志鴻

「巨嬰」の大きな特徴は3つある。

  • 他者に対する極端な依存心

  • 極度のわがまま。

  • パラノイア

パラノイア持ちで多いのは、「敵意帰属バイアス」持ちも多い。
敵意帰属バイアスとは、言ってしまえば周りが敵に見えてしまう思考の偏りで、被害妄想も重なり「敵」に対して攻撃的な行動を取ることが多い。

「巨嬰」という言葉は、2016年に中国で発行されたある本から生まれた。

巨嬰国

武志紅という心理学者が書いた『巨嬰国』という本で、一人っ子政策により現代中国人がいかに「図体だけデカい赤ちゃん」と化したか、痛烈な皮肉を込めて記している。

が、内容があまりに正鵠を得てしまったのか、当局の逆鱗に触れてしまい発売半年くらいで発禁。幻の書とされてしまった。

実際、「巨嬰」とはどんなものなのか。続きは下のリンクからどうぞ。


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