ベトナム在住者視点で技能実習生問題を見てみた（２）

ベトナムでの製造業は人材確保、教育、離職率との闘いだ。
基本、慢性的な人材不足だけど、昨今の日本の人材不足とは違い、
雇用が超流動的でフリーダムなのが原因。

具体的に書くと、ちょっと印象が悪くなりそうなので省略するけど、
google検索するとたくさん出てくると思う。
ベトナムではそれらが当たり前なんだよねぇ。 

労働、仕事、雇用への考え方が日本とは全く違うので、彼らが日本で
働くのって大変だし、全く合わないと思う。 

生活の基礎は労働だし、それに行き詰まると死活問題。
そうなった時のソリューションも日本人とは全く違うから、事態が悪化
したり、あらぬ方向に行ってしまうのは想像できる。 

日本側の情報、限られた情報からなんだけど、ブラック企業が実習生を
搾取しているみたいなのが多いんだけど、日本人でも搾取されてるし、
あるのはあるんだろうけど、それが実習生問題の主たる原因とは思えない
んだよね。

多分、日本で外国人が問題を起こすと、ルールや法律を守らないって思う
だろうし、確かにそうなんだけど、それを放置するのってどーよ？って
思うんだけど、よく聞く「取り締まるための法整備がない」ってのは
なんなんだろうね？

ないわけじゃないのに、きちんと法に則って対処しないってどーなの？
それって法治じゃないよね？
法治じゃないならルール守れないのと一緒だよね。