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崖の先に咲く花

チキンレースが始まったような日経平均
過熱と疑惑の炎に空売りという油を振りまいてさらに火力が増している
そんな相場が続いてます
市況的には
アメリカの債務上限問題や銀行不安などが取り出されてますが、アメリカの債務上限問題なんて風物詩ですし銀行不安も連鎖的なものではなさそうな感じがしてきたのでリーマンのような状況にはならないのじゃないかなと思ってます
以前指数を空売りしていたのは銀行問題などが要因としたファンダ的な判断だったのですが、これは手痛い失敗でした
なので今売る要因としては相場の過熱感と買われ過ぎの調整が来るって意味なんですが、今決算でEPSが2000割れるとの事でPERが高すぎ問題ですが意外と日柄のEPSの推移見てると好決算で持ち直してきてますね
最近のPER12倍付近に慣れ過ぎたせいかもしれないとすればこの上昇は下げ過ぎた分の調整なのかも…とかも思ったりします
PBR1倍割れ銘柄が人気ということで底上げされて来たせいかもしれません

NI225

日経平均チャートを見ると安倍トレンドという長期の並行ラインの下限をタッチしてからのお椀形成にも見えますね
前回高値の30500~301000辺りが目標な気もします、そうすると安倍トレンドの中央線付近までの上昇という事であれば本来の長期線の中心に戻っただけという事です
ちょうどフィボナッチ1.618のライン付近という事ですね

ではまだ日経は上がるかといえば今からのロングはリスクが高いですし
ならば個別銘柄でという事になりました

とはいえどの銘柄も過熱感たっぷりで新規買いが出来る状況にない中、売られ過ぎ圏に漂う人気銘柄レーザーテック
これが目先崖の先に咲く花なのかって事です
今回は自分のおさらい用としてこの銘柄を選んだ理由を書いていきます
まず週足

週足

週足を見てわかるように長期のトレンドラインの下支えに達した且つBB-3付近までの下落が打診買いの理由です
22年の2度の下落時でも週足MA200には達せずBB-2で止まっているので、長期的にはこの辺りかなという目測で
また日柄的に前回の11月信用高値期日が5/16という事もあります

続いて日足でのテクニカルそれぞれ

日足BB

まずは25日ハル移動平均線(緑線)を上回ったことで日足BBのバンドウォークの終了が予見、BB-1σを上抜けとことによりトレンド転換
また前日4日分のローソクを包む「陽のつつみ線」が出て翌日は上方向へと動きました

RSI、STCH、MACD

オシレーター系において低位にてRSI、STCH、MACDがGC

一目均衡表においては転換線をローソクが捉え且つパラボリックが好転、そして本日転換線と日足MA5がGCします

これらで見てわかるように相場の転換点はすべて5/12の大きな陽線という事がわかります
また多数の指標・オシレーターが重複して安値切り返しを示唆するチャートは本当に珍しい事で長期チャート的には大底となる事が多いです

以上のようにレーザーテックのチャートだけ見れば絶好の買い場だったのですが地合いがどうなるかによって崩れる可能性は多々あります
しかしながらこんなに綺麗な逆張りチャートは珍しいので記録として残しておきます

がんばれレーザーテク
それいけレーザーテク
僕らの平和を守るため
負けるなレーザーテク


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