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裁定売り残の積み上げ

現在裁定売り残が買い残を逆転して売長の状態です
裁定買い・売残とは
一般的な株式の裁定取引では、株価指数先物と現物株はセットで取引され、一方が買いであればもう片方は必ず売りになります。 そして、「先物売り」で「現物買い」の残高を「裁定買い残」といいます。 反対に、「先物買い」で「現物売り」の残高を「裁定売り残」といいます
裁定買い残は、裁定取引が解消されるときに必ず売却される現物株になりますので、裁定買い残が増えていくと、それは将来の売り圧力が高まっていると判断することができます。
現状の裁定残を確認すると下のリンクとなります

このように現在は裁定売り残が買い残を上回り増えている状況です
そこで過去の売り長がどう株価に影響を与えたかというと
「裁定売り残 過去最高」でググりますと上位に下の記事が出てきました

まずは2016年10月

そして2019年10月

このふたつの記事から見てその時のチャートがどうなったかというと☝で表示した箇所です

Ni225 週足

いまは将来的にう裁定売りが解消で現物株の買戻しが入りやすい状態にあるということです
これがいつどのタイミングで起こるかは分かりませんが、いつかは踏み上げ相場がやってくると頭の隅に置いておくといいと思いますよ

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