美容室の仕上がりを自宅でも再現! 正しい髪の乾かし方
こんにちは、フォルム・ボーテ自由が丘店の岡庭です。
美容薬学検定1級の資格を持ち、美容や健康にトータルでお客さまをサポートさせていただいております。
多くのお客さまとお話をしてきた中でよく聞かれることの一つに、こんな声があります。
「美容室で髪を乾かしてもらうと上手にまとまるのに、自分で乾かすとうまくできない……」
この悩みを解決する一番の方法は、「正しい髪の乾かし方」を習得することです。
ドライヤーのコツをマスターすれば髪のまとまり方が変わり、美容室で仕上げたようなスタイリングが再現できます。
ぜひ参考にしてくださいね。
「正しい髪の乾かし方」基礎知識
髪を乾かす前に、まずこちらの4つのポイントを頭に入れてください。
(1)タオルドライをしっかりする
まずはタオルで髪の水分を拭き取り、水気をしっかりと取っておくことがポイントです。
ドライヤーをなるべく短時間で終わらせることで髪への熱ダメージを最小限に抑えます。また時短にもなります。
(2)すぐ乾かす
髪はすぐに乾かさないと体温の高い根元や毛先が先に乾いてしまいます。髪は均一に乾かないとまとまりが悪くなるので、濡れた髪は必ず「すぐに乾かす」ことを意識してください。
(3)コーミング(ブラシでとかす)する
髪は絡まったままやバサバサのまま乾かしてはいけません。
毛先の広がりやまとまりの悪さの原因になります。乾かす前に髪をしっかりブラシでとかしてコーミングしてください。
(4)アウトバストリートメントをつける
髪の中間から毛先にヘアオイルを付けることで、オーバードライ(乾かしすぎ)を防ぎます。
髪は「根元→中間→毛先」と順番に乾いていくことが理想です。傷みがちな毛先のオーバードライを防ぐために、ヘアオイルでの保湿は大切です。
「正しい髪の乾かし方」具体的なテクニック
4つのポイント、把握しましたか?
次はいよいよ、具体的な髪の乾かし方テクニックに入ります。
(1)前髪を乾かす
最初に乾かすのは「前髪」や「顔まわり」です。
前髪付近の髪は細いのですぐ乾き、うねりやすいので、最初に乾かさないとまとまりが悪くなり、大変なことに。
ドライヤーを左右に振って地肌に熱風を当てて、一方向からではなく左右均一に乾かします。
(2)根元〜中間を乾かす
基本的に「根元→中間→毛先」の順番に髪を乾かしていきます。
まずは根元全体。ドライヤーをしっかりと左右に振りながら、指で地肌を擦りながら乾かしてください。
ドライヤーを左右に持ち替えながら、色々な方向からまんべんなく乾かします。
また、髪は完全に乾かすのではなく8割くらいを目安にするとオーバードライになりません。
8割ほど乾いたら、髪を前から後ろ・後ろから前と、指と指の間に挟んで引っ張りながら乾かすことで、クセが伸びたりツヤが出ます。
ひと手間の工夫がきちんと結果に出ますので、やってみてください。
(3)毛先を乾かす
毛先は一番まとまりの悪さが出てしまう部分なので、慎重に乾かしましょう。実は根元と中間を乾かしていると自然に風が当てった毛先も乾き始めています。
ここでは色々な方向に乾かすのではなく、ドライヤーを上から当てて、上から下に乾かします。
髪のキューティクルは上から下に向かって生えているので、キューティクルの流れに沿って綺麗に整えてあげるイメージがポイントになります。
(4)全体を冷風仕上げ
毛先と同様に上から下にドライヤーの風を当てて、最後は冷風で乾かすこともポイントです。
冷風を当てることで髪のキューティクルが引き締まり、よりツヤ感がアップします。冷風モードもご活用ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
実際にプロの現場でも、新人スタッフには上記のような手順を伝え、髪を乾かす練習をしてもらいます。
プロの現場でも行っている「正しい髪の乾かし方」、ぜひ参考にして素敵なスタイル作りにお役立てください。
文章では伝わりにくい箇所もあると思います。
実際にサロンでレクチャーしますので、ぜひ遠慮なくお声掛けください。
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この記事は フォルム・ボーテ 岡庭裕太 が書きました。
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