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季節の変わり目に増える抜け毛。その原因と対策とは

暑い夏が終わり、涼しくなってきた秋。
寒い冬が終わり、暖かくなってきた春。

季節の変わり目に、抜け毛が気になる方は多いのではないでしょうか?

髪の毛にはヘアサイクルという周期があります。
ヘアサイクルは「成長期」「退行期」「休止期」の3つから構成されており、これらが一定の期間で繰り返されます。

夏の紫外線や冬の乾燥はヘアサイクルを乱し、次の季節の頭皮や髪に影響を及ぼします。そのため季節の変わり目は、ヘアサイクルが乱れてしまった髪が通常の抜け毛と共に抜けてしまいます。

基本の状態からヘアサイクルが乱れ、「成長期」が短くなった髪が増えると、抜け毛の増加に繋がります。

また、季節の変わり目に感じやすいストレスなども、ヘアサイクルの乱れに関わっています。

抜け毛を少なくする対策とは

対策① 紫外線対策をする
帽子や日傘、髪の毛専用の日焼け止めスプレーなど、紫外線から頭皮と髪を守る対策をしましょう。

対策② 頭皮を保湿する
紫外線だけでなく、エアコンも頭皮を乾燥させ、キューティクルを傷つける原因になります。ダメージを受けた髪はキューティクルを傷つけ、毛根にまでダメージを及ぼします。冷房や暖房などで乾燥している頭皮はローションなどで保湿をしましょう。

対策③ 頭皮マッサージを行う

寒さなどが原因で血流が悪い状態にならないよう、頭皮マッサージを行いましょう。

対策④ 自律神経を整える
睡眠環境を整えたり、適度な運動をしてください。
自律神経を乱さないようにしましょう。

対策⑤ 汗や皮脂など一日の汚れはその日の夜のうちにしっかり落とす
頭皮には顔の何倍もの毛穴が集中しているので、汗や皮脂の分泌が活発になります。この皮脂をそのままにしておくと酸化して固まり、活性酸素が発生し、毛穴の詰まりの原因となり、抜け毛に繋がります。
シャンプーの際は汚れが残らないように、丁寧に頭皮を洗いましょう。

薄毛の原因の一つは石油系の界面活性剤

スタイリング剤に含まれている成分の中でも薄毛と関係が深いのが「界面活性剤」です。
その中でもプラスの電気を持ったカチオン界面活性剤は電気信号で頭皮に付着しやすく、シャンプーをしただけでは十分に落とせないことが多いです。

成分にも注意が必要です。植物系は害が少なく安全性が高いですが、石油系は毛根にも良くありません。

また、石油系の界面活性剤にはタンパク質を破壊する成分が含まれています。安価なヘアワックスなどは石油系の界面活性剤が含まれていることが多いので、注意してください。
お風呂を掃除する時ぬめりがあったりするのは、だいたい石油系シャンプーの影響です。

そして抜け毛・薄毛の予防に手っ取り早いのがヘッドスパです。
しっかりクレンジングし、髪の毛や頭皮をデトックスしてから素髪になった所へ栄養を入れながら頭皮を揉みほぐします。
血行も良くなる上、ストレス発散にも効果的です。抜け毛や薄毛に悩む前に、ぜひお試しください。

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この記事は フォルム・ボーテ 野口晴香 が書きました。


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