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ムーンセラピー 施術編その1

こんにちは!formachika代表・NY州認定エステティシャンのCHIKAです。
今回は改めて、サロンで行っている施術側の内容を、皆様が眠っている間に何が行われているのか、ご紹介いたします。

深い眠りに導くセラピーでもあるため、どんなことが行われているのか知りたい、という声が多かったのと、これまではあえて言語化してきませんでした。ですが、ちゃんと知ってもらい、ご自身を知るキッカケとして、サロンやセルフケアで取り入れていただきたいと再認識しましたので、ここで書いていこうと思います。

ムーンセラピー は、脳と子宮の緊張をリリースするセラピーのことで、眠りにも深く関係していきます。

本来はタオルまたはバスローグの上から触ります。
※わかりやすいイメージのための写真です。


  • About Moon Therapy : ムーンセラピー

改めて、私のお仕事は、お顔を美しくすることです。

お顔が美しくなると「美しい自分を思い出します」
これは、理念である「美しい自分を思い出す」と一致していて、一番大事にしていることです。

鏡をみて、自分が好きな顔でいましょう。


ムーンセラピー では、子宮のケアだけではなく、お顔も同時に美しく整えます。
そのために、大きく3つの工程で行います。

  • ①呼吸を整える

  • ②子宮を整える

  • ③心を整える



①呼吸を整える

具体的には、忙しい頭の中、思考が止まらない状態をまず落ち着かせていきます。
脳波と頭蓋骨の調整💀をします。

脳の状態は、腹部にとても大きな影響を与えているので、下準備的なセラピーとなります。

また首や肩周り、腕周りも、実は呼吸に深く関わっています。浅い呼吸は、腕や手の疲労からもきています。
意外とかなりの確率で、手の疲労は大きな要因になっていたりします。

頚椎周り(首の骨)も、脳へ酸素を運ぶのを妨げる凝りや偏りなどがあったり、首から下へは、仙骨に向かってしっかりと神経を整える事が重要です。
ここでしっかり自律神経を副交感神経優位に導いていきます。


これはなぜかというと、
副交感神経優位になっていくと、内臓の活動が活性化しやすくなります。夜寝ている間に身体が回復するのはそのためです。しかも呼吸も更にしやすくなっていくので、下丹田(下腹部)の方まで、呼吸が深く届きやすくなり、子宮まわりもリラックスしてきます。深く深く、自らが呼吸をしていくようになります。私は呼吸と脈とエネルギーを見て、調整していきます。


②子宮を整える

呼吸が整ってきたら、今度は腹部のセラピーに入ります。

子宮の前に、まわりの臓器や骨たちを緩めて、安心させてあげます。

まず、肋骨と骨盤の関係性を整えてあげていきます。
この骨🦴の中に、臓器がおさまっているので、この臓器たちが活動しやすいように、スペースや癒着しがちなところを整えます。


だんだん呼吸も更に深くなっていき、時には胃が動き出してお腹がなる(グゥ〜とお腹空いた時になる音ですね)こともあります。やっと深呼吸できた、と喜ぶ臓器もいます。

そこから、お腹の筋肉や神経を一度緊張させてから緩めるプロセスを繰り返しながら、ゆっくりとカラダと会話しながら、すすめます。(バスローブの上からなので、脱ぎません)

冷たくなっているところ、硬くなっているところ、PH(ペーハー)が乱れているところ、などを無理やりにではなく、身体のリズムに合わせたスピードで、少しずつ指の角度や押す深さなどを調整して、感じながら進めていきます。

ここで、いろんな声が聞こえてきます。

長年、意識を向けられたことがなかった子宮だったり、生理の痛みの時しか感じてもらえない子宮や、パートナーシップなどで押し込めてしまった感情、頭でばかり考えて進んでいる状態の時、女性としての喜びをもっと感じたいという願い、などなど、その方の本当の声がここで聞こえてきます。女性にとっての第二の脳、でもある場所です。もっというと、裏ボス的な存在なので、脳よりも重要な決断する力を持っていると感じています。つまり、自分自身を大事にするための決断は、脳よりも子宮が導いているように思います。これは母性、とも言えるかもしれません。子宮って、すごく愛溢れる優しくて強い存在なのです。生命が育まれる場所でもあるので、理屈では通らないのかもしれません。だからこそ、誰よりもどこよりも正直なものが、ここで現れます。


そして、人によってはオペしたり、トラブルを抱えることが合ったりして、子宮を摘出する方もいらっしゃいます。また生理も終わり、いわゆる更年期後期が終わって、子宮を感じることが少なくなることもあるでしょう。でも例えば、子宮がある、ない、に関わらず、確かにそこに存在していた事があるならば、カラダというのは記憶が残っています。そして、生理が終わった後だったとしても子宮の力はまだまだ力強いものです。そしてその力こそが、女性を美しく導くカギだとたくさんの事例を見て、感じています。

ムーンセラピー では、解剖学的に考えてのアプローチと、エネルギー的に感じて捉えるものとの、バランスはとても重要です。目に見えるもの、見えないもののバランスは、自分自身の五感だけではなく、インスピーレーションといった創造的な力さえも活性化させてくれます。



そして、それぞれの人生の中での、感情や記憶、出来事、思いが、ここにはたくさん詰まっています。これまで出会った人、起きた出来事、その時の感情から生まれた自分に対しての想い、無理しないで生きて来れたら一番ですが、誰しもが一度は自分を無視してでも頑張ってきていたことがあるのではないでしょうか?それが悪いことだ、とは思いません。でも改めてその頑張りを認めてあげたり、労ってあげたり、その上での自分はどうしたいと、どういう価値観で生きていきたいと思っているのかを確認してあげることは、この先の人生を歩んでいく上で、とても大事なことなのだと思います。


そして特に女性は、人生の選択肢が増えて、たった50年前と比較しても、体の負担や、在り方が激動しています。生理の回数は50年前よりも10倍以上増え、環境問題や食べ物の問題などもあり、体に毒素が溜まりやすい社会生活の中で、身体も心も、生命力を高めることが必須になってきています。そして何よりも、自分自身の現状をしっかりと知ってあげること、そこから全てが始まっていきます。気付いてあげることができれば、あとは変えてあげたり、直してあげればいいだけです。でも気づかないままでいることを選択したり、無視したりすると、どうしてもその負担は蓄積されてしまいます。そして女性の場合は特に、子宮や婦人科系のトラブル、という形で出やすいのが現実です。そんな女性をたくさん見てきました。

本当は小学生くらいから、もっと自分の体を知る機会を、親子や学校であると良いのですが、なかなか教育環境は変わっていっていません。またその親や教師でさえ、理解していないことさえもあるのです。北欧では、小学三年生くらいから、親が娘に体の仕組みを教えて、セルフプレジャー※1のやり方を教えることもあると言います。体を知っているからこそ、自分を大事にする心が育ったり、相手を思いやれる気持ちが生まれるのではないか、という素晴らしい例だと思います。


まずは、自分を知ること、から。
そしてそのきっかけがムーンセラピー であれたら嬉しいと思うのです。
それは、自分自身でもできることなので、ぜひやってみてください。
詳しくは、初著書であるこちらの本を参考にしてみてください。


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