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トレンドについて、ほんの少し解像度が上がった話

最近、10月に開催されたAdobe MAXのセッションを少しずつ見ています。その中で何となく気になって見たセッションに、個人的に勉強になる内容がありました。

書体トレンドの源流を訪ねて(日本語タイトル)

書体のトレンドは、どこからやって来るのでしょうか。トレンドには私たちの関心事がどのように反映されるのでしょうか。著述家のSarah Hyndmanが、書体の最新トレンドを紹介し、歴史を通してトレンドの源流を探ります。フォントの流行は「ファストファッション」的なもので終わることもありますが、新しいエネルギーの台頭や文化的傾向の変化を映し出すこともあります。

上記の引用の通り、こちらのセッションは現在の書体のトレンドについて、様々な考え方で紐解いていく内容のものです。日本語セッションではないのですが、字幕を付けて視聴できます!(翻訳などでも補いました)

欧文書体についてのセッションでしたが、トレンドを読み解いていく上でのプロセスの紹介動画でもありました。書体に限らずその他のジャンルにも応用できそうです。

さっくりとした要約にはなりますが、セッション内で“ トレンドには周期性があり、回るたびに今の時代の感覚で再解釈されるためどんどん新しい意味が追加されていく ”といったような内容を聞きました。
今まで、トレンド=皆が使っているものや流行り といった意味通りの認識や知識しかなかった身としては、言葉の意味以外の部分でトレンドについて少し解像度を上げることができた一言でした。

トレンドについて考えるには更に知識が必要なため、全て実践するのは難しそうだと感じたのも本音ですが、ただ情報を追うよりもトレンドになった背景について少し調べてみようと思えるような、行動のとっかかりになるようなセッションだと思います。

気になった方は是非見てみてください!


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