MVのなかの渋谷の風景2022
いま渋谷では、100年に1度の大規模な再開発が行われています。
日々新しい風景が生み出されており、最近ではこれらの風景を舞台にしたミュージックビデオ(MV)も増えてきました。
「渋谷で働くただの音楽好き」の筆者がこれらのロケ地を巡ってきました。
1. 渋谷スクランブルスクエア
2019年11月開業。高さ約230mの新しいランドマークで、商業施設とコワーキングやグループワークのための共創施設を備えます。若者と大人が混ざり合いスクランブルされる創造の場とされています。
嵐「Turning Up」のMVでは、最上階「SHIBUYA SKY」がロケに使われており、壮観な映像に仕上がっています。
2. 渋谷ストリーム
2018年9月開業。東急東横線の跡地を利用して作られた、飲食店、ホテル、オフィスなどから構成される複合施設。オフィスフロアにはGoogleの日本法人が入居しています。
欅坂46「サイレントマジョリティー」のMVでは、再開発中の工事現場で繰り広げられるフォーメーションダンスが話題になりましたね。
3. 渋谷駅桜丘口地区再開発エリア
2023年開業予定。渋谷駅南西部に広がる2.6haの敷地。中・高層部にハイグレードオフィス、低層部にまちの賑わいを創出する商業施設、加えて住宅棟等が計画されています。
あいみょん「さよならの今日に」のMVでは、建設現場に並ぶクレーンや新旧の渋谷の景色がバックに使われ、朗々と歌い上げる姿が印象的です。
4. ミヤシタパーク
2020年7月開業。ショッピング、グルメ、スポーツと多目的に利用できる複合施設。屋上に移設された「新・宮下公園」は、鉄のツインアーチ構造を持つ緑の天蓋で覆われています。
櫻坂46「Buddies」のMVでは、この特徴的なアーチが確認できます。
5. 東急プラザ表参道原宿
2012年4月開業。表参道と明治通りの交差点に立地する商業テナントビル。
乃木坂46「世界で一番 孤独なLover」のMVでは、特徴的な万華鏡のエントランスや、2012年頃のやや懐かしい渋谷の風景が確認できます。
まとめ
2027年に向けて9つのプロジェクトが進行中の渋谷。
この規模での壮大な再開発は、世界的にも例がないのだそう。
刻々と変化する風景と、音楽の情緒の移ろいが相まったとき、私たちは今を生きている実感を得るのでしょう。渋谷はそんな「今」を象徴するにふさわしい場所なのかもしれないですね!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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