高齢者福祉に関する短文

金だけで見るなら、(人的リソースという実物資源確保のために消費増税や社保の増額を行わないのであれば)社会保障予算は国債発行で賄える。 民需を傷つけないままに、社会保障に国債から金を出すなら、それは単に巨額の公共事業なので、景気としては良くなる。景気が良くなると、反景気循環的産業である介護や看護などの福祉産業からは人が離れる。

引用元(論文の邦訳)→https://himaginary.hatenablog.com/entry/20111223/why_boom_times_kill


論文の原著→https://www.nber.org/system/files/working_papers/w17657/w17657.pdf

そうすると、実物資源(人的リソース)という面で見れば、国債発行でそれを賄うことによって、悪化する所か、むしろ好転することになる。問題は、それが実行不可能で、(福祉産業から人が離れれば、高齢者の死亡率が上がってしまうため。)結局現在の高齢者福祉を維持するために国債発行と同時並行で消費増税や社保の増額などが行われてしまい、民需が抑えつけられてしまうという点にあるのだが。(だから高齢者福祉の削減を支持してる。高齢者は普通に死ぬものとして捉えることが、まず前述のような、景気を良くすることで健全な姥捨てを行い、人的資源を確保する政策をするためには必要なので。)

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