運動遊びの専門家が運動と発達の視点からドキュメンテーションを解説する研修
こちらの研修は2023年8月に終了しています。
2歳児を中心とした同様の研修を11月に行いますので、リンク先の記事をご覧ください。
ドキュメンテーションから分かる発達の話を運動遊びの専門家の人に聞いてみよう(2歳児編)
「僕らの前で運動苦手な子は1人もいません。」
これは、運動遊びの専門家、小川さんの言葉です。
さらに、
「3歳未満児を対象とした運動遊びもします。」
「跳び箱・マット・鉄棒はしません。」
と言われます。
「一体どんな運動遊びなんだろう…」と思いませんか?
小川さんは、「保育者が今している保育中に見られる子どもの姿の中に、運動はたくさんあるんだよ」ということを教えてくれる人です。実は、子ども達はすでに運動をたくさんしているんですよ。
だから、運動苦手な子は一人もいないんです。
だから、3歳未満児を対象とした運動遊びもできるんです。
だから、跳び箱・マット・鉄棒をする必要は無いんです。
様子見で身体を動かさなかった子どもも「楽しかった」と言って帰っていく運動遊びとはどんなものか、知りたいと思いませんか?
外部から見た保育現場の運動遊び
Trenta(トレンタ) 代表の小川さんは、保育の現場に行くときには、いわゆる外部講師です(Trentaホームページはコチラ)。外部から見たとき、一般的な保育現場の運動遊びはどのように見えているのでしょうか。
運動遊びの時間なのに運動してない(並ぶ時間、待つ時間が多い)
苦手な子が、プレッシャーを感じてまで運動する必要があるのか
保育士が並ばせ、静かにさせ、外部講師の補助をする…これが保育なのか
リトミックや合奏も同じような問題はありますよね。普段の保育とはかけ離れたことでも、園の方針で「3歳以上は週1回」などと決まっていて、従うしかない状態だという話もあちこちで聞きます。保護者さん受けを考えると、するしかないという人もいるでしょう。
普段の保育とつながった運動遊び
では、普段の保育とつながった運動遊びとは、どのようなものだと思いますか?遊びの中で、子どもが自ら選び、楽しんで遊んでいることそのものが運動遊びだとしたら、「運動面でこんな育ちが見られましたよ」と、保護者さんに伝えて満足してもらえるとしたら、それを知りたいと思いませんか?
ドキュメンテーション×運動と発達
今回の研修では、小川さんに「この姿勢ってね、こういうところが育ってるからできる姿勢なんですよ」というように、ドキュメンテーションを見ながら話してもらいます。
いつもは、「この子どもは、ダンゴムシを眺めてるけど、手を引っ込めたままだから、興味をもちつつ怖がっているのかもしれないね」と、写真1枚からでも分かることを話しています。今回は、いつもやっていることを、特に運動面に着目して語る回だと思ってください。
「今できることを大人も一緒にトコトン楽しむ」は、普段の保育だけではなく、運動遊びともつながっているんですよ。普段通りでできる運動遊びを知り、育ちをどのように保護者さんに伝えるか、考えてみましょう。
研修の概要
研修名:運動遊びの専門家が運動と発達の視点からドキュメンテーションを解説する研修
期日 :8月27日(日)
時間 :14:00~15:00
ZOOMにて、オンラインで行います。
この研修に参加すると、1時間でこんな良いことがあります。
「運動遊びってこれでいいんだ」「自分の保育でよかったんだ」が実感できる
子どもの普段の動きがどんな運動になっているのかを知ることができる
現役の保育士が「参考にしたい」と言う関わり方を知ることができる
運動遊びを適切に取り入れるカリキュラムの可能性も見える
こちらの研修は2023年8月に終了しています。
2歳児を中心とした同様の研修を11月に行いますので、リンク先の記事をご覧ください。
ドキュメンテーションから分かる発達の話を運動遊びの専門家の人に聞いてみよう(2歳児編)