Hell Near TAB譜

前書き

 文章の練習をしようと思ってブログを作ったが、書きたいこともない。

 困ったことだ。

 しかし、私には夢がある。「Emily likes tennisのコピバンが出現すること」。
悲しいことにニッチな音楽性のEmily likes tennisが万人受けして多くの人に受け入れられる未来は全く見えない。そのため「売れたい」みたいなことは特に思わないが、Emily likes tennisのコピバンは見てみたい。それが私の"バンドドリーム"である。

 そのため、このブログを通して、Emily likes tennisのバンド譜を発信して行きたい。(もしできるなら物販にしたい)
 しかし、バンド譜を作るのは非常に難儀である。以前1回作ったが、1曲に1ヶ月以上かかった。簡単にはできない。自分の弾いていないドラムやギターを譜面に起こしたり、曲全体の構成をまとめて採譜するのは非常に過酷で孤独で気が遠く作業である。特に音大とかも出ていない人間がやるのはあまりに無謀な話だ。世の中に出回る、譜面作りを職にしている人たちに強く敬意を払いたい。

求む!コピバン!

 ということで、ブログで気が向いたらEmily likes tennisの曲のベースTAB譜を上げて行き、簡単に解説も書きたい。コピバンよ、出でよ。
 1曲目は「Hell Near」

パートごとに解説して行きたい。

・イントロ

 ギターから入る、メロやサビと同じコード進行。ベースはおかずとしてブルージーになる様にふにゃ〜って入れている。ふにゃ〜って入れてるからなんでもいいが、基本こういうのを入れるときは「男は黙ってペンタトニック」で間違いない。

・Aメロ

 ギターが受け持っていたコードをベースが担う。落ち着いたHIPHOP感を出すために、ドラムとベースでシンプルになるように、というアレンジだったと思う。たぶんエミネムっぽいベースをやりたかったんだと思う。エミネムになっているのかはわからない。
 コードを分解して、ベースで2和音で弾いている。こういう白玉伸ばしのベースは、楽に見えて、全く楽ではない。まず、シンプルなぶん、ちょっとでもミスろうものなら一気に雰囲気をぶち壊す。俺は音がかすったりしないように非常に神経をすり減らしている。ドラムもシンプルにしているから、ドラムとタイミングを合わせるのもチョー難しい。
 ずっと白玉伸ばしなので、左手が筋肉疲労を起こしそうになってくる。こういう辛さはきっと誰にも気づかれない。是非コピバンして体感してほしい。
 あと、音価も大事だ。変に途切れてはいけなくて、次の音にスムーズに繋がる様にしなければならない。最も地味で過酷なパートである。

・サビ

 基本的にAメロと全く同じだが、盛り上がりに合わせて強めに弾いて音量を上げている。あとはAメロと同じである。

・間奏(MRI)

 ビーストがMRIに入ったときの情景の感想を、バンドで表現したパート。ガッガッガッと機械と磁石の音が響き渡る中、オルゴールかなんかの音がヘッドホンから流れているらしい。途中からギターがモチーフにだんだん戻って行くのはそういうところを表現した。ベースは「ガガガガガガガ」「ドゥオッドゥオッドゥドゥオッドゥオッドゥ」という感じだ。勢い任せにやればいい。

・solo〜Aメロ〜サビ

 「暇があればソロタイム」の精神で、毎回適当にベースソロを入れている。毎回適当なので一例を記載した。「男は黙ってペンタトニック」。あとは前半の繰り返しだ。

・アウトロ

 タッピングしたくなる年頃だったので、タッピングを入れた。しかし、こういう技を華麗に入れたりするのは嫌いなので、いかに自然に入れられるかっていう感じで、ゆっくりしたフレーズで入れている。ベースラインと高音ラインを分けて弾く感じである。
 低い方は左手で、高い方は右手で。いかにミスらないでかつ、カチッカチッとフレットノイズを出さないでむにゃ〜んと出せるかがポイントである。
 不協和音だからコードに直すとすげえテンションコードになる。コードはただの記号である。

後書き

 という感じで、気が向いたらベースTAB譜を載せていって、いずれはちゃんとしたバンド譜を作ってEmily likes tennisグッズを増やす足掛かりとしたい。
 誰がコピバンやるねん!誰が譜面読むねん!と思いながらやるので、応援してくれて、面白いと思った方は是非、グッドボタンとチャンネル登録をお願いしま


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