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超便利!COTレポートの内容をTradingViewで見やすく整理したチャート(コピー可能)

2024年1月現在、データの更新が停止されています。

はじめに

COTレポートとは、CFTCが毎週金曜日に発行するレポートのことです。

このCOTレポートを分析する事により、投機筋のポジション動向を把握することができるため、世界中のトレーダーから注目されています。

しかし、COTレポートの内容は整理するのが大変で、使いにくいデータばかりです

そこで今回は、TradingViewを活用し、簡単にCOTレポートの内容を整理できるチャートを作りました。

作成したチャートはTradingViewの共有機能を利用しており、有料アカウントが無い人でも閲覧できるようになっています!

さらに、アカウントがあればチャートをコピーして、自分で編集やカスタマイズもすることが可能です!

TradingViewのアカウントをお持ちでない方は、上記のリンクから登録orアップグレードすると最大30$獲得できます!!

COTレポートのチャート詳細

Copper(銅)のチャートを例に挙げて説明します。

チャートは旧フォーマットではなく、新フォーマットに対応しており、以下の項目が把握できます。

・ロングポジション
・ショートポジション
・ネットポジション(LONG-SHORT)

・ロンガー
・ショーター
・トレーダーネット(LONGER-SHORTER)

・Open Interest(取組高)
・総トレーダー数

チャート詳細(Copper)
チャート詳細(Copper)

紹介するチャートは、TradingViewの6画面機能を活用しており、使用しているデータは、Nasdaq Data Linkを参考にしています。日足以上の時間軸で利用可能です。

コピーして編集する際は、6画面チャートを使える環境を推奨します。(閲覧のみの場合は、日足・週足を利用できます)

※今まで一度もありませんが、万が一TradingViewとの提携が解消された場合、利用できなくなります。

閲覧・コピーは、パソコンを使用することをオススメします。(スマホの場合、画面が小さいことに加え、左軸がうまく機能しないみたいです)

COTレポートの内容は、オプションのポジションを含めない「Future Only」となっています。

COTレポートのポジション動向は、毎週土曜日の早朝に自動更新されます。

COTレポートのチャートカテゴリ

チャートのカテゴリ(6画面)

チャートのカテゴリは以下となっています。

【商品】

  • Producer
    農家・金、原油などの採掘者

  • Swap Dealer
    銀行など(主に取引企業に対するヘッジを目的としている)

  • Money Manager (CTA)
    ヘッジファンドなどの商品取引アドバイザー(Commodity Trading Advisor)

  • Other Reportable
    上記の3カテゴリーに分類されないトレーダー

  • Non Reportable (小口)
    個人投資家など
    詳しくは “Disaggregated Explanatory Notes”へ

【ファイナンス】

  • Dealer
    銀行など(主に取引企業に対するヘッジを目的としている)

  • Asset Manager
    保険会社・投資信託・年金基金

  • Leveraged Funds
    マネーマネジャーを含むヘッジファンド

  • Other Reportable
    上記の3カテゴリーに分類されないトレーダー

  • Non Reportable (小口)
    個人投資家など
    詳しくは“Traders in Financial Futures Explanatory Notes”へ

入手できるCOTレポートのチャート一覧

この記事で紹介しているチャートは以下の12項目です。 株式、債券、ビットコイン、通貨、商品などを幅広くカバーしています。

  • SP500(ES1!)

  • 米02年国債(ZT1!)

  • 米10年国債(ZN1!)

  • ビットコイン(BTC1!)

  • Micro-Bitcoin(MBTG)

  • EUR/USD

  • JPY/USD

  • GBP/USD(ポンド)

  • NYゴールド(GC1!)

  • 銅(HG1!)

  • WTI原油(CL1!)

  • 天然ガス(NG1!)

COTレポートの活用例

GOLD vs CTA-NET

COTレポートを活用する方法の一つに、CTA(Commodity Trading Advisor)のポジション動向を分析する方法があります。

上記のチャートは、NY金とCTAのポジション動向を比較したものです。

過去の値動きを参考にすると、NY金は「CTAのネットポジション」がマイナスになったら、買い戻される傾向があります。 また、ネットポジションがヒストリカル的に見て多い水準までくると、上値が重たくなります。

このようにして、CTAのネットポジションをインジケーターのように使うと、スイングトレードに役立てることができます。

ここで紹介した内容は、あくまで一例です。COTレポートの活用方法に正解や不正解はありません。自分なりの稼げるポイントを見つけ、利益を上げて行きましょう。

それではチャートのURLを載せていきます!

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