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近鉄大みそか終夜運転乗車レポート【奈良線 臨時快速急行「楽」】

あけましておめでとうございます。
近鉄団体貸切列車「楽」が、なんと大みそかに臨時快速急行として走るということで、乗りに行ってきました!

近鉄ニュースリリースより


今回大みそかもOKの近鉄・阪神新春乗り放題きっぷを使用。好き放題乗り降りします。


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生駒駅2:52発の便で、とりあえず奈良まで乗車することに。

なぜ生駒スタートかというと、ケーブルカーなど他路線の様子を見てみたいというのと、単に行きやすかったからです。


ただ、事前にツイッターで検索すると、始発の大阪難波駅からは整理券配布の定員オーバーで乗れなかったという報告がありなんだか嫌な予感…

6番線(王寺方面)にて。手前のドアが半開き状態

生駒線ホームでは、留置車両を待合スペースに開放しており、階段に近いドア3箇所だけを開けて、手動で開閉する方式に。(それ以外は閉め切り)

湯の山線の四日市駅で手動ドア方式を見たことがあるけど、関西エリアではかなり珍しい。
雪が降るくらいとにかく寒かったんで、これはありがたい近鉄の心配りです。ぜひ普段からやってください。笑


乗車位置案内は、○や△ではなく「4両」


さて奈良行き「楽」ですが、生駒では特に「もう乗れません」といった案内は放送は無し。なので乗っちゃいます。

発車時間待ちの間に、タイミングよく大阪メトロ車両との並びが見れて、撮り鉄10人くらいシャッターチャンスしてました。

帰省ラッシュのデッキ立ち乗り状態で無事?乗車。大和西大寺に着いたところで乗客がけっこう入れ替わり、なんと先頭車両に座れちゃいました。これはラッキー!

2駅間だけの優雅な旅を楽しみ、あっという間に終点の奈良に到着。
(どうでもいいけど近鉄はなぜか頑なに「終点」の文言を使おうとしません)

折り返し乗車は禁止で、駅員が全員を降車専用ホームより降車させます。
乗車ホームに回るために階段を上がると…驚きの光景が、、

コンコースが新学期の定期券売り場状態。整理券うんぬんは聞くまでもなく諦め。(とっくに配り終わってたようです)

ホームから手を振ってお見送り。後続の各駅停車で難波に行くことに。
「楽」から溢れた人で立ち客が出るくらいの混雑率でした(でも座れた)。


***

今回の快速急行「楽」は、始発駅からは早くから並んで整理券をもらわないとダメで、途中駅から乗るとあっさり席まで座れちゃうという結果でした。

「ほんとはダメみたいやったけど、駅員はもうみんな乗ってるから黙認した」なんて話をデッキで横に立ってたおっちゃんが喋ってました。


なんか漁夫の利というか、ちゃんと並んで乗れなかった人可哀想やなと思わなくもないですが…近鉄の新年出血大サービスを大いに楽しませてもらいました。



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