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家なき子

私の名前は、ララ。
フランス東部の田舎町で貧しく暮らす女の子よ。
私は、お母さんとお姉さんの3人暮らし。
お父さんはパリに出稼ぎに行っていて
顔も覚えていないの。

そんな中、お父さんから連絡があったの。
お父さんは工事現場で怪我をしてしまって、病院で治療してもらってる、治療費が大変かかってしまう、もう仕送りは出来ない。

そんな時に、お母さんやお姉さんとは血のつながりのない子供だという真実を知ったの。

私は、途方にくれたわ。
そして私は、お母さんやお姉さんに迷惑をかけまいと家を出ました。

家を出た私には、落ち着く場所がなかった。
2日歩いて、ようやく見つけた場所も安心出来る場所ではなかったけど、寒さだけはしのげたわ。

私は負けない。
それでも私は負けない。

段ボールを見つけて、とりまえず私はそこで体を休めたの。

ダメよ、必死で自分に言い聞かせたわ。
こんな事でくじけちゃいけない。

私は生きる。絶対。

でも、心ぼそい。
誰かに頼りたい。
また、あの暖かい家に帰りたい。
ああ、お母さんに会いたい。

私ったら
弱音なんてはいちゃだめ。

強く生きなきゃ。

でも、どうやったら強くなれるだろう?

私に出来る?

私にもある
きっとあるわ!

そうよ。私にもきっと未来がある。

今日の絶望に負けてはダメ。

明日は来る。
その明日は今日よりきっと良い明日!
そう信じて頑張るの。


見て、虹があそこに。
あの虹のような未来をつかみとってみせるわ!

家なき子  完


今回は、ララたん
真剣に家なき子のヒロインを演じました。
演技はいかがだったでしょうか?
私はララの演技に、つい涙してしまいました。
ララたんの演劇『家なき子』でした。


えへへ(ドヤ顔)

おしまい

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